『トレーニングって楽しむものだったんだね…』
という言葉とともに、筋肉痛で倒れ伏した筆者です。今回はニンテンドースイッチのフィットネスゲーム、リングフィットアドベンチャーのアドベンチャーモードを遊んでみましたので、レビューしていこうと思います。
リングフィットアドベンチャー買ってみようかなぁ…どんな遊びた方ができるんだろうなぁ…という方向けの記事にするつもりです。それでは体験レビューに入る前に、一言。

まずはウォーミングアップから
ゲームを起動すると、そこに広がるのは 手抜きの 分かりやすさ重視のメインメニュー。パッケージをそのまま貼り付けた感がある一際目立つメニューが、アドベンチャーモードへの入り口です。

アドベンチャーモードの前にはまず、ウォーミングアップをやる様子。うん、大事。椅子に張り付いて1日を過ごす人間が突然動いたら、怪我をするのは目に見えてます。と言いながらも、まずは姿勢の話が始まるみたい。


このゲームの真ヒロイン、ミブリさん登場。男性っぽいですが、いいんです。動きがかわいければ、それは立派なヒロインなのです。

え、性別ぅ〜。まぁそのくらいならいいけど。え~と…、無回答っと。

まさか年齢まで聞いてきたりなんてことは…

セクハラです。ミブリさんのエッチ。しょうがないなぁ、今回だけですよぉ。なんてことをブツブツ言いながら、ミブリさんとの面談は続いていきます。

サイレントモード!これは集合住宅住みの人からしたら嬉しい配慮です。まぁ、私の場合は足踏みすると骨が軋んで痛いというのが理由ですが。

リングコンのセンサーを力の強さに調節して…

レッグバンドのセンサも調節したら…

やっとアドベンチャーモー…

ダイナミックストレッチでーす。そうだよね、突然運動すると怪我するもんね(2回目)。ミブリさんの動きに合わせつつ、体を運動モードに切り替えていきます。

最後に主人公の見た目を設定したら、ウォーミングアップは終了!もうこの時点で、心地よい疲労感を感じていますが『筋肉は一生の相棒』の言葉を信じ、もう少し頑張ることに。アドベンチャーモードでゴリゴリのマッチョメンを目指します。

アドベンチャーモードを遊んでみる
始まりました、アドベンチャーモード。雰囲気はゼルダの伝説と風ノ旅ビトを合わせたような感じでしょうか。きれいな世界観にわくわくが止まりません。

しゃべるリングから突然声が。封印を解いてくれ的なことを言われます。何も考えていない主人公は、何も考えずにリングを引っ張り…

ぱりーん。わあ、脳筋。

封印を解いたら、なんかやばいの出てきました。眠りから覚めて早々この筋肉。こいつはヤバいぜ…

あーやっちゃったー。あー。と、主人公が困っていると、どこかしらから不思議な声が。声の方を見に行ってみると、さっきのリングが浮いてます。

相棒リング登場。初対面のくせに無駄に距離を縮めてきます。陰キャに優しくしてください、お願いですから。シンクロしろと言うので、画面通り親指をセンサーにあてます。

おおお、心拍数を測っている。心拍数まで見られちゃうなんて、なんて破廉恥。恥ずかしい。

心拍数を測ったら、シンクロ完了。ここまで約5分、ついにアドベンチャーのはじまりはじまり。まずはステージ1を選択します。

リングの掛け声とともに、アドベンチャー開始!ジョギングに連動して主人公が走り出します。景色を見ているだけでも楽しいという完成度。さすがはWii Fitを大成功させた任天堂ですなぁ。

リングコンを内側に押し込むと空気砲がうてちゃいます。でんじろう先生的感覚を感じつつも、画面上の色々なものに空気砲をうちこみます。武器にもなるフィットネスリングとは、これいかに。

逆にリングコンを引っ張ると、吸い込みが可能。このリングはカービィなのかな?

リングコンを下に向けて押し込むと、空気砲でジャンプします。押し込み続けると浮き続けることもできます。私は今、リングで空を飛んでいる…

も、もも…上げ…?うそでしょ。さっきまで楽しかったジョギングが、突然のストイックモードに。心拍数がうなぎ上りで、なまった体が悲鳴をあげます。こりゃ効くわぁ…

走って空気砲うって吸い込んでもも上げて、1分半ほど進むとついにゴールの瞬間が。やったー!これで少し休めるぅ~

ん?びくとりーぽーず…?なんだそれ。ちなみに、EXPはエクスペリエンスポイントではなく、エクササイズポイントとのことです。

おーい!まだ休めないんかーい!スクワットって、おーい!まぁ仕方ないです。リングがそう言うんですもん。太ももに溜まった疲れを我慢しつつ、グググっと体を下げたら…

ヴゥィクトリィー!!!なにこの爽快感!たのしぃー!


最後に心拍数チェック。リングとのシンクロ時と同じように、コントローラーのセンサー部分に親指を押しあてます。
ほう。軽い運動とな。まぁ確かに、まだまだやれる感はありますよ、足は震えてるけど。消費カロリーが出るのは嬉しいですね。やる気が出ます。


さて、そのまま2面に進みます。3面がボス戦っぽいので、今日はそこまで頑張ろうかと。1面を楽々クリアした私なら、2面なんて余裕のよっちゃんですよ。

2面は1面とガラッと変わって、高低差があるステージです。こーんな高台からでもリングコンを下に向けて押し込めば…

ジャーンプ!!ちょー気持ちいい!!勝手に身体もジャンプしちゃうのはなぜでしょう。

そのままグイグイ進んでいくと、何やら幽霊らしきものが行く手を阻みます。これ、ジャンプで避けられないのかな。

えー!モンスターも出てくるのこのゲーム!!『やっぱり現れたね!』じゃないよ。先に言おうよリングくーん!

何でもモンスターを倒すにはフィットスキルがいるみたい。つまり体を動かせば、巡り巡ってモンスターがダメージを食らうって寸法さ!……わからん!

よーし、何だかよくわからんが、スクワットするぞぉー!震える太ももを、より震えさせるのだぁー!

今回もミブリさんがお手本してくれます。ずっと付いてきてくれたんだね、ミブリさん。

腰をゆ~っくり下ろしてキープからの…

グイっと腰を持ち上げる!瞬間、モンスターが上空に跳ね飛ばされたァ!不思議!

こちらの攻撃ターンが終わると、モンスター側の攻撃ターンが始まります。こちらは腹筋でガードするらしい。顔面は殴られないんですか?やったー!!

モンスターの攻撃ターン終了。こちらはバンザイプッシュで応戦です。リングコンを頭上に持ち上げて押し込むと、モンスターが不思議な力に潰されます。不思議。

やったね!運動エネルギーはモンスターさえも打ち滅ぼすんだね!

最後にビクトリーポーズをすれば2面クリア。まさか敵が出てくるとは思わなかった。1面と同様、心拍数を測ったら3面に向かいます。

3面はやっぱりボス戦らしい。キャプチャのタイミングをミスったせいで、主人公が首を垂れてのスタートです。戦う意思はないのかい?

おぉこれはまた、おどろおどろしい感じ。ボスの存在は、木にまで悪影響を及ぼすようです。

『呼吸を制する者は、筋肉を制す』。リングが素晴らしい言葉を教えてくれますが、私にはこの先の階段しか見えていません。また、もも上げかな?うそだよね?幻術だよね?

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

かい…だん……のぼりきっ…た…ぞ……ふう~。よーし追いついたぞぉ!リングに封印しなおして、毎日フィットネスに活用してやるからなー!って、あいつ、何をして……

なん……だと……

しかしあれだな。戦いの前までトレーニングとは、こちらも舐められたものだ。全身全霊のニートゥチェストを食らえーい!!

お前の攻撃など我が腹筋で防いでくれるわ!ところで顔面は攻撃しないんですか?

最後は椅子のポーズでフィニッシュ。鼻から息を吐いてゆっくり前へ倒し続けた、運動エネルギーのお味はどうだい?


んんんん…ヴゥィクトリィー!!!ポーズなんかとってないで、早く封印した方が良いと思うけど、やっぱり爽快ヴゥィクトリィー!!!

さあて、それじゃあ土下座でもして、命乞いをしてもらいましょうかねぇ。ほーら、『すいませんでした』はどうしたのかな?ん?

って、あれ?飛んだー!なんだか眼光も鋭いぞ!

あ…逃げ……あ…

やっぱり早く封印しておいたほうがよかったじゃないですか、やだー!!!と、こんな感じでコース01はクリアです。

運動結果はこんな感じ。たった8分しか体を動かしていないのに、じんわり汗をかいています。合計走行距離も1km超え。こんなに楽しく体を動かしたのは、久しぶりかもしれない。ただし太ももは震えております。

今日はここまでにする、を選ぶとクールダウンが始まりました。ミブリさんメインの画面になると、一気に落ち着いた気持ちになるのは何故でしょう。


クールダウン終了後には、運動の豆知識も教えてくれます。食べないと太りやすくなる、か…なるほどなるほど。つまりは夜食はOKということですね(?)。

最後はミブリさんとさようならの挨拶です。ミブリさんもお疲れさまでした。

最後に
以上が、リングフィットアドベンチャーのアドベンチャーモードを遊んでみたでした。
アドベンチャーモードは、まさに『トレーニングって楽しむものだったんだね…』と思わせてくれるモードでした。動きと映像の連動が、ここまで楽しいものだったとは、驚きです。
他のモードも面白いですが、やはりストーリーがあると没入感が違いますね。手抜きのメニュー画面なんて言ってすみませんでした。反省してます。本当に。
最後はこの一言で締めましょうか。それではいきます。


