前回アドベンチャーモードを全力で楽しんだので、今回はお手軽モードを遊んでみました。お手軽モードはその名の通り、ストーリーなどトレーニングに不要なものを抜きにして、好きな運動メニューを選んで体を鍛えられるものです。
お手軽モードは『シンプル』『セットメニュー』『ミニゲーム』の3つに分けられており、その内容は以下の通りです。
- シンプル:単純な反復運動で自分の限界を目指せるモード
- セットメニュー:目的別で組まれた運動メニューをこなすモード
- ミニゲーム:5分程度のミニゲームを楽しみつつ運動できるモード
この記事では、上記3つを実際に遊んでみた感想をゴリゴリ書いていきます。リングフィットアドベンチャーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
シンプルで自分を限界まで追い込む
まずはシンプルから。シンプルでは9種類の運動メニューが用意されています。詳しくは『【全網羅】リングフィットアドベンチャーで出来ること全てを一覧化してみた』の記事にまとめていますので、気になる方はそちらをご覧くださいね。

9種類の運動メニューから今回選んだのは大胸筋チャレンジ。恐らく私の大胸筋なら計測不能レベルになるはず。リングフィットアドベンチャーに革命を起こしてやりますよ。

規定の線まで押し込んでリングを戻す。これを20秒間繰り返して、何回押し込めるかを測るようです。

スタートと同時に大胸筋の限界を目指す筆者。静止画なので分かりませんが、右側の数字がとてつもない勢いで増えていきます。これなら20秒で200回くらい行っちゃうかなぁ~。

あ、やばい、きつい。大胸筋がプルプルしてきた。でもなぜか楽しい。中学生のときにやったスポーツテストを思い出します。

終了~!たったの20秒で大胸筋がボロボロです。リング押し込んで戻すだけで何が鍛えられるのか、と正直舐めてました。これ、めちゃくちゃきついです。そしてめちゃくちゃ楽しい。なんだこれ、不思議。

結果は142回!ランクSが取れました~!やはり私の大胸筋は、リングフィットアドベンチャーも認めるSランク大胸筋なのだ!本体ランキングに記録して、悦に浸ります。

ふむふむ。オンラインランキングもあるとな。世界中にいる他のユーザーさんたちのレベルも知れますし、競い合うことでモチベーションアップにも繋がります。良い機能ですね、これ。

心地よい疲労感となんとも言えない恥ずかしさを感じるセットメニュー
お次はセットメニューをやります。セットメニューは目的別に用意された運動メニューのセットをこなしていくものです。セットメニューの総数は全部で15。脂肪燃焼といった全般的に効くメニューから、美脚効果など集中的に鍛えるメニュー、そして、肩こりや腰痛を予防するメニューまであります。
セットメニューに関しても『【全網羅】リングフィットアドベンチャーで出来ること全てを一覧化してみた』の記事に詳しくまとめていますので、そちらをご覧くださいね。
今回はその中からすっきりウエストセットをやってみます。も、元々ウエストはくびれていますけどっ、今以上にくびれさせるためですから!見栄じゃないです!本当です!(必死)

すっきりウエストセットに設定された運動メニューは『バンザイサイドベンド』『バンザイツイスト』『ベントオーバー』『スワイショウ』『バンザイコシフリ』の5つ。画面左に出てくるお手本(ミブリさん)を真似しながら体を動かせばOKです。

ベントオーバー効くぅ~。腰を下げるだけでもそこそこ効いているのに、それに加えてリングを左右交互に上げなくてはいけません。『なんかドジョウすくいやってるよ…』と、小声でささやく家族の冷たい視線も背中にバシバシ刺さります。効くぅ…

こなすメニューに合わせて音楽も変化します。バンザイコシフリはリングを頭上にかかげて、テンポよく腰を振る動き。音楽に合わせて動くのもかなり楽しい。後ろから見ている家族も、私の動きを見て何故かすっごく楽しげです。

終了~!心地よい疲労感と、なんとも言えない恥ずかしさが、私の体を支配します。家族が遊んでいるときは特等席で鑑賞してやるぞ、くそう。

今回の得点は92点でB評価。92点なので良い感じかと思いきや、意外とシビアな判定です。だからこそ、次はもっと頑張るぞ!という気持ちにもなるんですけどね。

楽しさと辛さが10対1で鍛えられるミニゲーム
最後はミニゲーム。ミニゲームは全部で11種類あります。1つのミニゲームにつき、期待されるトレーニング効果がいくつか設定されているようです。なお、ミニゲームで遊べるゲームも『【全網羅】リングフィットアドベンチャーで出来ること全てを一覧化してみた』の記事にまとめています。
まず遊ぶミニゲームはろくろ回し。そうです、あのツボとか作るアレです。ろくろ回しでは『すっきり美脚』『ヒップアップ』『バストアップ』の3つが期待できるそうな。ツボ作る動きからは想像できませんが、遊んでみようと思います。

操作としては、膝の曲げ伸ばしとリングコンの押し込みのみ。膝を曲げ伸ばすことで、茶色い円柱の両側にあるロボが高さを変えます。

リングコンを押し込むことで、ロボが粘土を成形します。押し込みを強くすると、粘土がどんどん細くなるといったかたちです。

膝の曲げ伸ばしとリングコンの押し込みを調節しながら、お手本に似せればOKみたい。地味そうなゲームですが、足腰に効きそうな感がふつふつと沸き上がります。

理屈が分かったところでスタート。まぁ、私の足腰ならば、ろくろ回しなんて余裕ですよ。

まずは一番細いところをグイグイーっと。太ももがピリピリしているような気がしますが、おそらく気のせいでしょう。うん。

……あれれ?なんか細くない?やっちまったかこれ。

いやまだいけます。それ以外の場所を削ると周りの部分に粘土がよせられてくるらしいので、下の方から少しずつ真ん中に寄せていって…

上のほうからも真ん中に寄せていきます。もう太ももの震えが止まりません。心なしか腕もプルプルしてきたような気がします。

フィニッシュ!初めてにしてはうまくできたのではないでしょうか。周りのロボたちもにっこりです。

結果は87点!ランクはA!ん~、なんか悔しい気もします。一見地味なゲームですが、腕と太ももにゴリゴリ効きますし、なんとも言えない面白さがあります。もう一度やろうかな。

この他にも『ツイストバッティング』というミニゲームもやってみました。動きとしては、リングコンをお腹に押し込んだまま勢いよく腰をひねればOK。ウエスト周りに効果があるようです。

ロボが前から流れてくるので、リングコンをお腹に押し込みながら腰をひねってバッドでロボを壊します。お腹に押し込む動きで、腹筋にも力が入りますね。それにしてもこのゲーム、ロボの扱い雑過ぎません?

リングコンをお腹に押し込みつつ、腰をひねればこの通り。ロボが一瞬でバラバラになります。ここまでバラバラにできちゃう主人公の腕力が一番の脅威かもしれません。

ロボが横一列に配置されているパターンもあります。その場合は一気に腰を回せば、すべてのロボがバラバラに。コントローラーの振動も相まって、爽快感はミニゲームいちかもしれません。

これ以外にも様々なミニゲームがありますが、すべて紹介すると長くなってしまうのでこのくらいに。ただ1つだけ言えることは、どのミニゲームも面白いということ。動きとしては単純なので、ゲームに慣れていない方でも楽しめるも嬉しいポイントの1つです。

最後に
以上が、リングフィットアドベンチャーのお手軽モードを遊んでみたでした。
アドベンチャーモードのようにストーリーを楽しみつつ運動するのも良いですが、短時間でサクッと無駄なく運動できるお手軽モードもかなり良いですね。私個人としては、運動している感の強いお手軽モードの方が好きだと感じました。
どちらのモードにしても運動効率はかなり高いですし、ゲーム感覚で体が鍛えられるためモチベーションも持続しやすいです。と言うより、もっと体を動かしたい気持ちすら生まれます。恐るべし任天堂。
ちなみにこのリングフィットアドベンチャー、現時点でもかなり人気のようで在庫が減ってきているようです。気になる方は早めの購入がおすすめですよ。

