【何が違うの？】イオンカード44種類の違いをざっくり比較【おすすめカードも紹介】

年会費無料なのに、特典いっぱいの超お得クレジットカード。それがイオンカードです。ですがこのイオンカード、実は記事執筆時点（2019/8/27）で、44種類もあるのです。

これだけ種類が多いと、カードを選ぶのにも時間がかかってしまいます。『どのカードが自分に合っているんだろう？』『お得な特典が付いたカードは、どれなのかな？』そう思う方も、少なくありません。

そこでこの記事では、イオンカード44種類の特徴から、重要なポイントをに絞ってざっくり比較していきます。これを読めば、あなたに合ったイオンカードが分かるはず。ぜひぜひ参考にしてくださいね。

 

イオンカードの構成について

まずはイオンカードの構成について、ざっくり理解しておきましょう。44種類あるイオンカードを、大きく分けるとどのようになるのか。イオンカードとイオンカードセレクトの違いについて、簡単に解説していきますね。

なお、最初に言っておきますが、イオンカードはすべて入会金・年会費無料のカードとなっています。審査の方もかなり素早くやってくれますので、『試しに一枚持ってみるか～』というのもありですよ。

 

イオンカードには大きく分けて2種類ある

イオンカードには、普通イオンカードと他企業提携イオンカードの2種類があります。

普通イオンカードはその名の通り、イオンが他企業との提携を行わず、普通に発行しているイオンカードのこと。現在10種類のイオンカードが普通イオンカードにあたります。

通常よく見るイオンカードや、コラボによってデザインのみを変えているイオンカード（ディズニーデザインやミニオンズデザインなど）のことを、ここでは普通イオンカードと呼んでいます。

一方、他企業提携イオンカードは、イオンカードでありながらも、他企業の店舗でお得な特典があるカードのことを指します。こちらは数が多く、現在34種類が発行されています。

例えば、、コジマ電気やビックカメラで使うとお得な『コジマ×ビックカメラカード』や、JALのマイルがどんどん貯まる『イオンJMBカード』が他企業提携イオンカードにあたります。

基本的に他企業提携イオンカードは、イオンカードが持つ特典にプラスする形ですので、お得になるパターンが多いです。その一方で、細かな特典の違いや、普通イオンカードにあった特典が無くなっていることもありますので、発行する際には細かく確認する必要があります。

『この企業の店舗でお得に使いたい！』ですとか、『この特典が欲しい！』という明確な目的が無ければ、普通イオンカードがおすすめですね。

ですが普通イオンカードにも注意点があります。普通イオンカードは『イオンカード』と『イオンカードセレクト』の2種類に分けることができ、それぞれ特典が異なります。次では、これら2種類の違いについて、もう少し詳しく解説していきますね。

 

イオンカードとイオンカードセレクトとの違いについて

イオンカードとイオンカードセレクトの一番の違いは、引き落とし口座が限定されるかどうかです。

イオンカードの場合、引き落とし口座を好きな口座に指定することができます。一方、イオンカードセレクトは、イオン銀行口座に限定されてしまいます。

ただし、イオンカードセレクトにはいくつかのメリットも存在します。例えば、WAONへのチャージでもポイントが付与されることや、公共機関料金の支払い1件につき、5ポイントが付与されるといった特典です。

ですから、イオン銀行口座の管理が面倒な方は、イオンカード。イオン銀行口座を管理してもOKと言う方は、イオンカードセレクトを選ぶようにすると良いですよ。

 

イオンカード44種類の違いをざっくり比較

それではここからが本題です。イオンカード44種類の違いをざっくり比較していきましょう。普通イオンカードと、他企業提携イオンカードの2種類に分けて解説をしていきますね。

 

どんな人にもおすすめできる普通イオンカード

普通イオンカード10種類をざっくり比較していきます。各カードの特徴を中心に、表形式で書いていきますね。

 

イオンカード6種類をざっくり比較

イオンカード6種類を比較していきます。以下の表が、カードの特徴や貯まるポイントをまとめたものです。

一番のおすすめは、ミニオンズデザインまたはTGCデザインのイオンカードです。理由は、イオンシネマの特典が付いていること。この2種類のカードを持っているだけで、通常1,800円のイオンシネマチケットが、1,000円で購入できる特典が付いています。

今のところ、イオンカードの中で一番オトク感がある特典がこれです。イオンカードを持っているだけで、40%以上も割り引いてしまうという破格の特典。イオンシネマをよく見る方には、ぜひおすすめしたい特典ですね。

ただし、ミニオンズデザインのイオンカードについては、WAON一体型ではありませんので、注意が必要です。WAON支払いをしたい場合、別途300円を払って、WAONカードプラスを発行しなくてはなりません。

 

イオンカードセレクト4種類をざっくり比較

次に、イオンカードセレクト4種類を比較していきます。以下の表が、カードの特徴や貯まるポイントをまとめたものです。

イオンカードセレクトにおいても、おすすめはやはりミニオンズデザインのイオンカードセレクトです。普通のイオンカードセレクトの特典に加えて、イオンシネマのチケット料金が1,000円で購入できる特典が付与されます。

また、イオンカードセレクトのミニオンズデザインは、WAONが一体化されています。イオンカードのミニオンズデザインでは、別途WAONカードプラスを発行する必要がありましたので、WAON支払いもしたい方には嬉しいカードになっています。

 

使い方次第でお得になる他企業提携イオンカード

他企業提携イオンカードについては33種類と数が多いため、以下の7つに分けて比較表とします。

 

特定店舗での支払いがお得になるカード（全国）

全国展開している店舗での支払いがお得になるカードです。注目カードは『ベネッセ・イオンカード』『コジマ×ビックカメラカード』『ワタミふれあいカード』あたりですね。

特に、ベネッセ・イオンカードは、こどもちゃれんじや進研ゼミを申し込んでいるご家庭には、ぜひ持っておいて欲しいカードです。また、ワタミふれあいカードも、ワタミ系列店の利用が多い方は、持っておかないと損ですよ。

 

特定店舗での支払いがお得になるカード（特定地域）

特定地域で展開している店舗での支払いがお得になるカードです。あなたがよく利用する店舗のカードがあれば、ぜひ持っておくことをおすすめします。

 

交通IC機能付きカード

交通IC機能付きカードのおすすめは、『イオンSuicaカード』です。このカード実はかなり貴重なカードでして、私も持っているカードになります。

理由は、モバイルSuicaの年会費1,030円をタダにできちゃうから。iPhoneの場合は年会費無料ですが、AndroidでモバイルSuicaを使おうとすると年会費がかかります。しかし、VIEWマーク付きのクレジットカードを登録すると、年会費が無料になるのです。

そして、イオンSuicaカードはVIEWマーク付きのクレジットカード。VIEWマーク付きのクレジットカードで年会費無料のものは非常に少ないので、モバイルSuicaを使いたい方は、イオンSuicaカードの発行を検討してみるとよいですよ。

 

高速道路系カード

高速道路系カードは、高速道路をよく使う方であれば、ぜひとも持っておきたいカードです。高速道路の種類によって特典が別れていますので、あなたがよく使う高速道路のカードを選んでくださいね。

 

空港でも使えるレジャー系カード

空港で使うと様々な特典が得られるカードです。なお、G.Gマーク付のカードがありますが、こちらは55歳以上の方のみ申し込めるカードですので、ご注意くださいね。

 

地方銀行系カード

地方銀行のキャッシュカードと一体化されているカードです。大きな特徴としては、どのカードもJ-Debit加盟店であればデビットカードとして利用できる点ですね。

あなたが使っている銀行があれば、検討してみても良いかもしれませんね。

 

寄付系カード

様々なかたちで、自動的に寄付が行えるカードになります。カードによって、その寄付の方法はまちまちですので、以下の特徴欄をご参照ください。

ちなみに、イオンカードはすべて年会費無料とはなっていますが、『コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」』は、寄付金という形で年会費500円を支払うこととなっている特殊なカードとなります。

 

最後に

以上が、イオンカード44種類の違いをざっくり比較でした。

イオンカードは種類が多いぶん、選び方を間違えなければ、かなりお得に使えるカードばかりです。これからのキャッシュレス時代への準備としても、あなたに合ったイオンカードを見つけてみてくださいね。