スマートフォンとの連動。効率的な歯磨き。フィリップスの電動歯ブラシの中で最上位モデルのダイヤモンドクリーンスマートシリーズは、毎日の歯磨きを驚くほど快適にしてくれる機能が満載です。
しかしながら、Amazonで『ダイヤモンドクリーンスマート』と調べると、同じような電動歯ブラシが7つほど表示されます。色や付属品が違うような気もするけど、他との違いはよく分からない。何が一番自分に合っているのか…。そう思う方も少なくありません。
そこでこの記事では、ソニッケアーダイヤモンドクリーンシリーズの違いを徹底的に解説していきます。この記事を読めば、あなたに合ったモデルが分かるはず。ぜひこの記事を参考に、あなたが欲しいモデルを見つけてみてくださいね。
目次
ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの構成について
まずは、ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの構成を簡単に説明していきます。ここでモデルごとの大まかな違いについて説明し、そのあとでより具体的な解説をしていきますね。
Amazonで売られているソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートは7モデル
フィリップスのホームページにて、ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートの現行モデルは3種類と出てきます。ですが一方で、Amazonで調べると以下の7モデルが検索結果として現れます。(2019/6/8時点)
- HX9964/55
- HX9954/55
- HX9934/15
- HX9934/05
- HX9924/15
- HX9924/05
- HX9911/05
見ての通り、どれもモデル名が『HX99』から始まります。これはソニッケアーのダイヤモンドクリーンスマートシリーズを示しており、それ以降は機能や付属品の違いによって分けられています。
ではこの7モデルが、実際どのように違っているのか。実は大きく分けると、3つにわけることができます。
ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートは大きく分けると3種類になる
7種類あるソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートですが、以下のように大きく3種類に分けることができます。
- ブラシヘッドホルダー付き
– HX9964/55
– HX9954/55 - ブラシヘッドホルダーなし
– HX9934/15
– HX9934/05
– HX9924/15
– HX9924/05 - モードや付属品が根本的に違う
– HX9911/05
上記を見てわかる通り、ブラシヘッドホルダーの有無で2種類。ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートと言いつつ、モードや付属品が根本的に違うものが1種類で、計3種類に大別できます。
次からは、その種類別にモデルごとの違いを具体的に見ていきます。次を見ればモデルごとの違いをばっちり把握できますので、もう少しお付き合いくださいね。
ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの違いについて
ここまでで、ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの違いを、ざっくり大まかに説明してきました。ここからは、モデル別の違いをより詳しく解説していきます。
なお、おすすめの使い方別に見出しを書いていますので、どのモデルがあなたに合っているかを見出しで判別しても良いと思います。ぜひぜひ参考にしてくださいね。
清潔かつ快適に収納したいならHX9964/55またはHX9954/55
清潔さや、収納のことを考えるのであれば、HX9964/55またはHX9954/55がおすすめです。その理由は、ブラシヘッドホルダーがついているから。
ブラシヘッドホルダーとは、替えブラシを収納するための透明なケースになります。ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズには(HX9911/05を除いて)、全部で4つの替えブラシが付いています。
その場合、1つは電動歯ブラシ本体に設置するとして、それ以外の3つの替えブラシの収納場所に困ります。4つの替えブラシは、振動のモードに対応しており、その時に使いたいモードによって頻繁に変えていくものです。舌磨きモードに関しては、毎回の歯磨きの後に使いたい機能でもあります。
そのように考えると、替えブラシを快適かつ清潔に保存できるブラシヘッドホルダーは必須アイテムとも言えるでしょう。ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートを毎日快適に使いたいのであれば、ブラシヘッドホルダーがついているHX9964/55またはHX9954/55がおすすめです。
では、HX9964/55とHX9954/55は何が違っているのか。これは簡単に言うと、マイナーモデルチェンジというやつで、機能や付属品に違いはありません。恐らく、使っている部品に若干の違いがあったりするレベルだと思います。
ですから、HX9964/55またはHX9954/55のどちらを選んでもOKです。ちなみに、番号が大きいHX9964/55の方がマイナーチェンジ後となっており、AmazonではHX9964/55の方が安く売られているようです。
↓マイナーチェンジ前
↓マイナーチェンジ後
少しでも安さを求めるならHX9934/15・HX9934/05・HX9924/15・HX9924/05
こちらのHX9934/15・HX9934/05・HX9924/15・HX9924/05の4つは、ブラシホルダーが無いモデルになります。それ以外の機能は、どれも上のHX9964/55またはHX9954/55と同じです。
先ほども書いた通り、ブラシホルダーは毎日の歯磨きに快適さをプラスするアイテムです。とはいえ、もともと替えブラシを保管する環境が整っている方や、100均などを駆使して同じような環境を整えている方にはブラシホルダーは不要となりますよね。そういった方には、ブラシホルダーが無いHX9934/15・HX9934/05・HX9924/15・HX9924/05がおすすめとなります。
では、HX9934/15・HX9934/05・HX9924/15・HX9924/05の4モデルの違いは何なのか。それは、色の違いとマイナーチェンジによる違いになります。マナーチェンジ前のモデルはHX9924/15・HX9924/05の2つで、HX9924/15がブラック、HX9924/05がホワイトになっています。マイナーチェンジ後のモデルは、HX9934/15・HX9934/05の2つで、HX9934/15がブラック、HX9934/05がホワイトです。
- マイナーチェンジ前
– HX9924/15:ブラック
– HX9924/05:ホワイト - マイナーチェンジ後
– HX9934/15:ブラック
– HX9934/05:ホワイト
なお、こちらもマイナーチェンジ後のモデルの方が安くなっています。また、ブラシホルダーがあるHX9964/55とHX9934/15を比較すると、1,500円ほど安くなっていますので、ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートを安く使いたい方には、HX9934/15またはHX9934/05がおすすめですね。
↓マイナーチェンジ前
↓マイナーチェンジ後
正直あまりおすすめできないのがHX9911/05
2019年に発売された新モデルのHX9911/05。ですが、正直このHX9911/05はおすすめできません。その理由は、モードが少なく、付属品に違いがあるからです。
まずモードの違いについてですが、他モデルはモードが5種類あったのに比べ、HX9911/05はモードが4種類となっています。削られたモードは舌磨きモード。舌磨きは口臭改善に効果大とのことですので、そのモードが削られたのはかなりのマイナスです。
付属品の違いもかなり致命的。HX9911/05には、ブラシヘッドが1つしか付属されていません。他モデルは4種類付属されていたので、3つのブラシヘッドが削られています。
加えて、トラベルケースが付属されていません。あまり使わないようで、あると便利なトラベルケース。その代わりとして充電スタンドが1つ追加されていますが、そもそも、置くだけで充電できる『充電器用グラス』が付いていましたので、あまり意味を感じませんね。
モードの削減と付属品の変更。これだけのコストカットが行われていながら、29,000円前後と、他モデルよりも高く設定されています。このことからも、HX9911/05は最新モデルながらも、あまり優位性が見て取れません。こちらを購入するのでしたら、HX9964/55やHX9934/15の購入をおすすめします。
ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの機能・付属品一覧
※1 替えブラシを差すだけで、対応するモードが変わる機能
※2 一回の充電でどのくらいの期間使えるかを示したもの
最後に
以上が、ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートシリーズの違いを徹底解説でした。
フィリップスの電動歯ブラシは非常に優秀。ですがたくさんのモデルがあり、違いが分かりにくいのが実情です。(一つ下のダイヤモンドクリーンシリーズは28モデルあったりします。)
この記事は、そんなフィリップスの電動歯ブラシから、最上位モデルであるダイヤモンドクリーンスマートシリーズに絞り、違いを解説してみました。なお、他シリーズについては下にリンクを張っています。
ぜひあなたも、フィリップスのダイヤモンドクリーンスマートで、快適な歯磨き環境を整えてみてください。一度使ってみたら、もう手放せなくなると思いますよ。
▼他シリーズについても解説しています!
> ソニッケアーダイヤモンドクリーンシリーズの違いを徹底解説