数ある電動歯ブラシの中でも歯垢除去力に優れるオーラルBシリーズ。筆者も長く愛用していまして、短い時間でも歯をツルツルにしてくれるため、非常に満足しています。
そんな使い勝手の良いオーラルBシリーズですが、長く愛されていることもあってか、種類が多く選びにくい。2023年10月現在Amazonにて確認できるオーラルBシリーズは、30種類以上とかなりの量になっています。
ということでこの記事では、ブラウンのオーラルBシリーズの違いと選び方を解説していきます。
結論:おすすめはこのモデルです
販売が確認されているモデルを解説していたら、かなり長い記事になってしまったので最初に結論を書いておきます。サクッとおすすめモデルを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめモデル①:iO9
iOシリーズの最上位モデルの一つ、iO9がおすすめモデル①です。16箇所で立体的に検知するAIブラッシング機能や、急速充電可能なマグネット式充電機など、iOシリーズで使いたい機能がほぼ入ってます。
上位モデルのiO10との違いは、スマート充電機のiOsenseが使えないこと。iOsenseは魅力的な機能を持った先進的な充電機ですが、iO10の方が2万円ほど価格が高い状況になっています。現時点では、iO9を選んだほうが幸せになれると思います。
おすすめモデル②:iO6
iOシリーズのミドルモデル、iO6がおすすめモデル②です。iO6は価格と性能が絶妙で、iOシリーズの中ではコスパ最強モデルになります。
前述のiO9に比べ、AIブラッシングの検知箇所やディスプレイ、モード数などが減ってはいますが日常使いには十分な性能です。
ただし充電機は従来と同様差し込み式になってるため、汚れの付きにくさを重視するのであれば、一つ上のiO7がおすすめです。
(2024/11/20 22:03:22時点 楽天市場調べ-詳細)
おすすめモデル③:ジーニアス10000
iOシリーズが出るまでオーラルBの最上位モデルだったジーニアス10000がおすすめモデル③になります。
iOシリーズに比べると歯垢除去力は落ちますが、かつてオーラルB最上位だった性能のモデルが15,000円前後で購入できるというのは、かなりお得です。
ただし、在庫と価格が不安定のため、タイミングが大事です。価格が15,000円前後であれば最善のタイミングだと思います。在庫も減ってきてますので、欲しいと思えば迷わず購入をおすすめします。
オーラルBシリーズは大きく分けると3種類
オーラルBシリーズを大まかに分けると、以下の3つになります。
- 先進技術でブラシ1本まで振動させて徹底的に歯垢を落とす新型iOシリーズ
- ギア駆動により丸形ブラシを回転させて歯垢を落とす従来型シリーズ
- 手軽に試せる電池式
それでは各々について詳しく説明していきます。
iOシリーズについて
iOシリーズは、現在のオーラルBシリーズの中で主力となっている製品です。先進的な技術を詰め込み、同社の電動歯ブラシを新たな次元へと引き上げました。
大きな特徴は3つ。一つは、リニアモーターカーと同じ原理を使い、磁気の力でブラシを動かすリニアマグネティックシステム。次に、ブラシのヘッド部分だけではなく、ブラシ1本1本を振動させることで徹底的に歯垢を落とす、遠心マイクロモーション。そして、ブラシの当てる力の強弱を適切にガイドしてくれるスマート押し付け防止センサーです。
- 磁気の力でブラシを動かすリニアマグネティックシステム
- ブラシの1本まで動かして歯垢を落とす遠心マイクロフュージョン
- ブラシ圧の強弱を適切にガイドするスマート押し付けセンサー
モーターとギアによりブラシヘッドを動かす従来のギア駆動方式と異なり、磁気の力でブラシを動かす方式へと変わっています。ブラウンによると、磁気の圧倒的エネルギーを精密にコントロールすることで、ブラシヘッドだけでなく、ブラシの1本1本までもを振動させることに成功したとのこと。オーラルB史上最も高い歯垢除去力と謳っています。
ブラシ圧をガイドするスマート押し付け防止センサーの搭載も特筆すべきポイントです。iOシリーズから搭載されたスマート押し付け防止センサーは、ブラッシングに適切な力加減を、点灯するランプの色で教えてくれます。
これまでのオーラルBにも押し付け防止センサーが搭載されているモデルがありましたが、ブラッシング圧が強すぎる場合のみ赤色に点灯するといった機能。正しいブラッシング圧を教えてくれる機能ではありませんでした。
また、AIが磨いている箇所をリアルタイムに判断し、かなりの精度で磨き残しを教えてくれる人口知能ブラッシング認知機能や、急速充電への対応など、モデルによりますが先進的機能を多く備えているiOシリーズ。今からオーラルBを買うのであれば、iOシリーズを第一候補に考えることをおすすめします。
ギア駆動の従来型シリーズについて
iOシリーズが出るまで同社の主力製品だったのが、ギア駆動の従来型シリーズ。10年ほど前から様々なモデルが販売されています。多くのモデルが在庫限りで終売となっていますが、在庫が豊富にあることもあり、現在でも20種類以上のギア駆動モデルが販売されています。
数字が大きくなれば高性能であったiOシリーズと違い、性能ごとに分けられたモデル群と、それに続く数字の大きさ(モデルによってはアルファベット)で性能の高さを表現しています。例えば『ジーニアス10000』のような形です。
ただし、新たなモデルが出るたびに上位モデルとの性能差が埋まっていき、明確に『このモデル群だから性能が上』と言えなくなってきているのが現状です。
以下がモデル群を性能の高い順で並べたものとはなりますが、スマート4000よりPRO3の方が性能が高くなるなど、逆転現象が起きているものもあります。このように、上位のモデル群となっているものでも、細かく見ていくと下位のモデル群のものより性能が劣ることもあるため注意が必要です。
- ジーニアス
- スマート
- PRO
- プロフェッショナルケア
- すみずみクリーン
電池式モデルについて
2,000円前後で購入できる手軽さから、入門用や出先でのサブ電動歯ブラシとしておすすめなのが電池式モデルのプラックコントロールです。
充電式の上記2シリーズに比べ、機能も少なく非常にシンプルな作りです。従来型と同じブラシを使うことができますが、上下振動がなく、加圧ストッパーなど歯茎に優しい機能が省かれています。
- 2,000円前後と電動歯ブラシの中では手に取りやすい価格
- 上下振動がなく、回転数も少ないため歯垢除去力が弱い
- 押しつけ防止センサー、加圧ストッパーなど歯茎に優しい機能がない
- タイマーが30秒ごとではなく2分後に知らせてくれるのみ
なお、充電式モデルでも電池式モデルとほぼ同様の機能となっているものがありまして、すみずみクリーンというモデルがそれになります。価格も大きく変わらないので、こちらも検討してみるといいかもしれません。
iOシリーズ モデルごとの違いと選び方
iOシリーズは数字が大きくなるにつれて性能が高くなります。2023年11月現在ではiO3からiO10までの8モデルが販売。そのうちいくつかのモデルには、末尾に『S』がついたAmazon限定モデルが存在し、本体カラーが限定色となっているなどの違いがあります。
1分間の回転数、振動数で性能差を決めていた従来型のモデルと違い、iOシリーズでは主に以下の3点がモデルごとの違いとなります。
- AIブラッシングガイドの検知箇所数
- ブラッシングモード数
- 充電時間
それ以外にも、海外充電可能なトラベルケースの有無や、現在の状態を表示するディスプレイなど、いくつか細かな違いがあります。
なお、1分間の回転数、振動数に関しては非公開となっていますが、モードにより回転数、振動数を制御しているようです。
また、iOシリーズは従来型モデルのブラシは使用できず、iOシリーズ専用のブラシのみが利用可能です。以下がiOシリーズ専用ブラシの一覧です。
- アルティメイトクリーン:これ一本で全体的にしっかり磨ける標準のブラシ
- ジェントルケア:4000本の超極細毛で優しく磨き上げる
- ラディアントホワイト:ラバー素材で歯の表面に付着した着色汚れを除去
- ターゲットクリーン:高密度の毛先が歯間や届きにくい箇所に入り込む
iOシリーズ モデルごとの違い一覧表
最初に、iOシリーズのモデルごとの違いを一覧にしたものを記載しておきます。搭載している機能やモードの比較をサクッとしたい場合は、こちらをご活用ください。
モデル名 | 価格 | ディスプレイ 表示 |
モード数 | AIポジション 検知 |
充電方式 | 充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
iO10 | 55,000円前後 | カラー | 7種類 | 16箇所検知 | iOsense | 3時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO9 | 35,000円前後 | カラー | 7種類 | 16箇所検知 | マグネット | 3時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO8 | 30,000円前後 | カラー | 6種類 | 6箇所検知 | マグネット | 3時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO7 | 25,000円前後 | モノクロ | 5種類 | 6箇所検知 | マグネット | 3時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO6 | 20,000円前後 | モノクロ | 5種類 | 6箇所検知 | 差し込み式 | 12時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO5 | 17,000円前後 | モードのみ | 5種類 | 6箇所検知 | 差し込み式 | 16時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO4 | 13,000円前後 | なし | 4種類 | なし | 差し込み式 | 16時間 | 12日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iO3 | 10,000円前後 | なし | 3種類 | なし | 差し込み式 | 16時間 | 12日間 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 舌クリーン
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 舌クリーン
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- やわらかクリーン
とにかく全部入りな最上位モデルiO10とiO9
iOシリーズの最上位モデルがiO10とiO9です。2020年10月にiO9が発売され、その後2023年7月に機能がより強化されたiO10が発売されました。電動歯ブラシの性能としては、iO10とiO9どちらも基本的には変わらず、他のiOシリーズより優れている部分は以下の通りです。
- AIブラッシングガイドが16箇所で立体的に検知
- ディスプレイがカラーで使いやすい
- ブラッシングモードは最多の7種類
- iOシリーズで唯一、舌クリーンモードを搭載
- 海外充電可能のトラベルケースが使える
- マグネット式充電スタンドが使える
- 急速充電に対応し、3時間でフル充電できる
iO10とiO9の違いは2つ。1つは、iO10にはiOシリーズで使用できるブラシ4種類が全て付属されていること。そして大きな違いとして、iO10はスマート充電機iOsenseが使用できることです。
スマート充電機iOsenseは、AIブラッシングガイド機能とカウントダウン機能、スマート押し付け防止機能を備えた充電台です。これらの機能は他のiOシリーズでも使用できるものですが、AIブラッシングガイド機能、カウントダウン機能を使うためには毎回スマートフォンの専用アプリを起動する必要がありました。
スマート押し付け防止機能は、押し付け具合によって電動歯ブラシ本体のランプが点灯し、適切なブラシ圧をガイドする機能ですが、ランプの点灯が見にくいことが欠点でした。
iO10に搭載されたスマート充電機iOsenseには、それら機能が充電台自体に搭載されています。どの歯をどの程度磨いたのかを6分割されたライトによって表現し、ブラシ圧が強すぎる場合は、そのライトが赤く光ります。歯磨き時間のカウントも充電台に表示されるようになっているため、これまでのiOシリーズにあった面倒さが解消されました。
なお、iOsenseに記録されたブラッシング情報は、スマートフォンのアプリへ自動的に転送されるようになっているため、アプリ上で詳しく確認できるようになっています。
ブラッシングモードはiO10、iO9ともに7種類で、内容はどちらのモデルも同じです。以下が使えるブラッシングモード一覧です。
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 舌クリーン
iOシリーズの性能を最大限試してみたいのであれば、iO10がおすすめです。ただし発売したてということもあり、価格がかなりお高め。iO9との価格差は約2万円と開きが大きいです。iOsenseによる快適さに2万円の価値を感じるか難しいところかもしれません。
ちなみに、iO10とiO9ともにAmazon限定モデルがあります。iO10のAmazon限定モデルは替えブラシが通常4本のところ1本追加され5本付属します。カラーも通常ブラックのところ、限定のホワイトカラーとなっています。
通常モデルは付属ブラシがアルティメイトクリーン2本のところ、Amazon限定モデルのiO9SはiOシリーズで使えるブラシ4種類が全て付属されており、本体が限定カラーとなっています。こちらも検討してみるといいかもしれません。
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン2本
- マグネット式充電スタンド
- 充電機能付きトラベルケース
- ブラシホルダー
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン2本
- マグネット式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア・ラディアントホワイト・ターゲットクリーン各1本ずつ計4本
- マグネット式充電スタンド
- 充電機能付きトラベルケース
- ブラシホルダー
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア各2本ずつ計4本
- マグネット式充電スタンド
- 充電機能付きトラベルケース
- ブラシホルダー
(2024/11/21 13:33:10時点 楽天市場調べ-詳細)
急速充電可能なマグネット充電機が使いたいならiO8とiO7
iOシリーズの上位モデルがiO8とiO7です。2020年11月にiO8が発売され、その約1年後の2021年10月にiO7が発売されました。iO8とiO7は性能に違いがありますので、それぞれの特徴を別々に説明します。まずはiO8の特徴から。
- AIブラッシングガイドが6箇所で立体的に検知
- ディスプレイがカラーで使いやすい
- ブラッシングモードは2番目に多い6種類
- 海外充電可能のトラベルケースが使える(別売)
- マグネット式充電スタンドが使える
- 急速充電に対応し、3時間でフル充電できる
次にiO7の特徴は以下の通りです。
- AIブラッシングガイドが6箇所で立体的に検知
- ディスプレイがモノクロになっている
- ブラッシングモードは3番目に多い5種類
- 海外充電可能のトラベルケースが使える(別売)
- マグネット式充電スタンドが使える
- 急速充電に対応し、3時間でフル充電できる
最上位モデルのiO10、iO9との大きな違いはAIブラッシングガイドの検知箇所数とブラッシングモード数が減っている点です。iO8とiO7ともに、AIブラッシングガイド数が6箇所となっており、ブラッシングモードについては、iO8は6種類、iO7は5種類となっています。以下がiO8とiO7のそれぞれで使用できるブラッシングモード一覧です。
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
また、iO8はディスプレイがカラーなのに対して、iO7はディスプレイがモノクロのため、わかりやすさはiO8の方が上です。なお、ディスプレイの用途としては、2分間タイマーのカウント表示や、モード選択の表示などです。
上記特徴の中で、注目すべきポイントはマグネット式充電スタンドが使えること。これより下のモデルではマグネット式充電スタンドが使えず、従来型の差し込み式充電スタンドとなります。
筆者も従来型のモデルを長いこと使っていますが、充電スタンドの差し込み穴は汚れがつきやすく、掃除も面倒。一方、マグネット式充電スタンドが使えるモデルは、歯ブラシの底面がフラットになっています。ちょっとしたところですが、日々のメンテナンスが楽になるというのは嬉しいポイントです。
iO8の方が1年早く発売していることもあり、iO8とiO7で価格差はほとんどありません。モード数も多く、ディスプレイがカラーで見やすいiO8がおすすめだと思います。ちなみに、iO7のみAmazon限定モデルのiO7Sがありまして、本体が限定カラーかつ、若干ですが価格が安い傾向があります。
iO8の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン2本
- マグネット式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン2本
- マグネット式充電スタンド
- トラベルケース(充電機能なし)
- ブラシホルダー
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア各2本ずつ計4本
- マグネット式充電スタンド
- トラベルケース(充電機能なし)
- トラベル替えブラシホルダー
(2024/11/20 18:13:52時点 楽天市場調べ-詳細)
iO7の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- マグネット充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- マグネット充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン2本
- マグネット充電スタンド
- トラベルケース(充電機能なし)
- ブラシホルダー
(2024/11/21 05:35:58時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア各1本ずつ計2本
- マグネット式充電スタンド
- トラベルケース(充電機能なし)
- トラベル替えブラシホルダー
(2024/11/20 22:03:22時点 楽天市場調べ-詳細)
価格と性能のバランスが絶妙なiO6とそこそこなiO5
iOシリーズの中で、ミドルクラスとなるのがiO6とiO5です。そのうちiO6は価格と性能のバランスが絶妙で、万人におすすめできるモデルとなっています。iO6とiO5は性能に違いがありますので、それぞれ別々に特徴を説明します。
- AIブラッシングガイドが6箇所で立体的に検知
- ディスプレイがモノクロになっている
- ブラッシングモードは3番目に多さで5種類(歯ぐきケア有り)
- 充電スタンドは従来と同じ差し込み式
- フル充電までの時間は12時間
iO6の特徴は上記の通り。上位機種であるiO7との違いは、充電方法とフル充電までの時間くらいで、それ以外の違いはほとんどありません。
価格差は10,000円ほど。充電スタンドへの差し込み部分の掃除や、充電時間の長さが気にならないのであれば、iO6がおすすめです。なお、iO7では別売りの充電トラベルケースに対応していましたが、iO6は対応していないようです。
次にiO5の特徴は以下の通りです。
- AIブラッシングガイドが6箇所で立体的に検知
- ディスプレイがモード表示のみの簡易版
- ブラッシングモードは3番目に多い5種類(超やわらかクリーン有り)
- 充電スタンドは従来と同じ差し込み式
- フル充電までの時間は16時間
iO6との違いは、ディスプレイとブラッシングモード、フル充電までの時間の3つ。ディスプレイは、タイマー表示機能などがなくなり、モード表示のみの簡易的なものになっています。ブラッシングモードは歯ぐきケアから超やわらかクリーンに変化し、フル充電までの時間は16時間と伸びました。
iO6に比べそこそこのグレードダウンとなっているiO5ですが、価格差は約3,000円ほどと思ったほど安くなっていません。iOシリーズでコスパを求めるならiO6が最善です。なお、iO6とiO5に搭載されているモード一覧は以下の通りです。
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 歯ぐきケア
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- しっかりクリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- ホワイトニング
iO6の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア各1本ずつ計2本
- 差し込み式充電スタンド
- トラベルケース
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア・ラディアントホワイト・ターゲットクリーン各1本ずつ計4本
- 差し込み式充電スタンド
- トラベルケース
(2024/11/21 13:44:42時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
iO5の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ジェントルケア各1本ずつ計2本
- 差し込み式充電スタンド
- トラベルケース
(2024/11/21 13:44:42時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
(2024/11/20 15:59:22時点 楽天市場調べ-詳細)
コストを抑えつつiOシリーズを使ってみたいならiO4とiO3
(2024/11/21 07:07:28時点 楽天市場調べ-詳細)
(2024/11/21 07:07:28時点 楽天市場調べ-詳細)
iOシリーズのエントリーモデルに属するのがiO4とiO3です。iOシリーズの中では手に取りやすい価格となっていますが、その分様々な機能が削られているモデルです。一言で表せば、iOシリーズのリニアマグネティックシステムによる次世代の磨き上げを体験したい方向けのモデルという印象です。
- AIブラッシングガイド機能が削除された
- 簡易ディスプレイもなく、本体はボタンとランプのみ
- ブラッシングモードは4番目の多さの4種類
- 充電スタンドは従来と同じ差し込み式
- フル充電までの時間は16時間
iO4では、AIブラッシングガイド機能が削除されています。これにより、アプリと連動しての効率的なブラッシング指導を受けることができません。この点が、これまでのiOシリーズと大きく違っている部分です。
加えて、ディスプレイによる表示も完全になくなり、モード選択などが分かりにくくなっています。モードは4種類とそこそこの多さですが、それ故にディスプレイがなくなったのは痛いポイントかもしれません。
上位モデルのiO5との価格差は2,000円ほど。iO5から削られた機能を考えると、iO4のコスパは微妙といったところです。筆者的には、iO4よりiO5の方がおすすめです。
- AIブラッシングガイド機能が削除された
- 簡易ディスプレイもなく、本体はボタンとランプのみ
- ブラッシングモードは一番少ない3種類(iO3Sモデルは2種類)
- 充電スタンドは従来と同じ差し込み式
- フル充電までの時間は16時間
- アプリ連携機能が削除された
iO3は、iO4からブラッシングモードを減らし、アプリ連携機能を削除しています。このブラッシングモードが少々厄介で、通常のiO3とAmazon限定モデルのiO3Sとでは、搭載しているブラッシングモードに違いがあります。
通常のiO3は標準クリーン、やわらかクリーン、ホワイトニングの3種類のモードが使える一方で、Amazon限定モデルのiO3Sは、そこからホワイトニングモードがなくなり、2種類のモードのみとなっています。iO3の購入を検討する際は、搭載しているモード数に注意してください。
- 標準クリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- ホワイトニング
- 標準クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング(iO3Sモデルには非搭載)
iO4の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- トラベルケース
(2024/11/21 07:07:28時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
(2024/11/21 14:38:16時点 楽天市場調べ-詳細)
iO3の型番と付属品
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
(2024/11/21 07:07:28時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン1本
- 差し込み式充電スタンド
(2024/11/20 19:22:10時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:アルティメイトクリーン・ラディアントホワイト・ターゲットクリーン各1本ずつ計3本
- 差し込み式充電スタンド
(2024/11/21 00:30:15時点 楽天市場調べ-詳細)
ギア駆動 モデルごとの違いと選び方
従来型のギア駆動式モデルは、現在5つのモデル群があり、性能の高い順に『ジーニアスシリーズ』『スマートシリーズ』『PROシリーズ』『プロフェッショナルシリーズ』『すみずみクリーンシリーズ』となっています。
上記モデル群は、ある程度特徴がまとまっていますので、モデル群ごとに特徴の解説と選び方を解説していきます。
ギア駆動 最上位ジーニアスシリーズ
iOシリーズが出るまでオーラルBの最上位として位置していたのがジーニアスシリーズです。現在5つのモデルが販売されており、モード数やブラシの回転数・振動数の多さから高い歯垢除去力を持っているのが特徴です。
以下がモデルごとの性能を表にしたものです。ジーニアスシリーズでは、モード数とポジション検知に関しての性能がモデルごとに異なっています。また、付属品についても違いがありますが、同じモデルでも型番によって付属品が違ってきますので、詳しくは型番ごとの付属品についてを御覧ください。
モデル名 | 価格 | 左右回転数 | 上下振動数 | モード数 | ポジション 検知 |
充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジーニアスX | 21,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 6種類 | AIで6箇所検知 | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジーニアス10000 | 15,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 6種類 | 位置検知あり | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジーニアス9000 | 16,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 6種類 | 位置検知あり | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジーニアス8000 | 12,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 5種類 | 位置検知あり | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ジーニアスS | 16,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 5種類 | 位置検知なし | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
モデルごとのモードの違いは以下の通りです。ジーニアス8000とジーニアスSのみモード数が5種類となっています。なお、従来型モデルの中で舌クリーンモードを搭載しているのは、ジーニアスXとジーニアス10000、ジーニアス9000のみですので、舌へのケアを重視する場合はこの3モデルの選択をおすすめします。
- クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- プロクリーン
- 歯ぐきケア
- 舌クリーン
- クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- プロクリーン
- 歯ぐきケア
- 舌クリーン
- クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- プロクリーン
- 歯ぐきケア
- 舌クリーン
- クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- プロクリーン
- 歯ぐきケア
- クリーン
- やわらかクリーン
- ホワイトニング
- プロクリーン
- 歯ぐきケア
筆者のおすすめは、ジーニアス10000です。AIでのポジション検知には対応していないものの、それ以外については、ギア駆動モデルの中で最高性能となっています。それでいて価格は15,000円前後と、コスパの高さを感じます。
在庫状況の不安定さから価格が変動しやすいため、その点は注意が必要です。目安として、15,000円前後で購入できるのであればタイミング的にはベスト。在庫も少なくなってきていますので、早めの購入がおすすめです。
ジーニアスXの型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛・ホワイトニング各1本ずつ計3本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ビューティーポーチ
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛・ホワイトニング各1本ずつ計3本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ビューティーポーチ
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ビューティーポーチ
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ビューティーポーチ
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ビューティーポーチ
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- スマートフォンホルダー
ジーニアス10000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛・歯間ワイパー各1本ずつ計3本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 海外対応充電機
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
ジーニアス9000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛・歯間ワイパー各1本ずつ計3本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- カバー付きブラシ収納ケース
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 充電機能付きトラベルケース
- スマートフォンホルダー
- カバー付きブラシ収納ケース
ジーニアス8000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション・やわらか極細毛・ベーシック各1本ずつ計3本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- スマートフォンホルダー
- カバー付きブラシ収納ケース
ジーニアスSの型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
ギア駆動 中間クラスのスマートシリーズ
ギア駆動モデルの中で、中間クラスに位置するものがスマートシリーズです。スマート7000、スマート5000、スマート4000の3モデルがあり、上位のジーニアスシリーズからいくつかの機能が省かれ、その分、価格が抑えられていることが特徴でした。
以下がモデルごとの性能を表にしたものです。スマート7000とスマート5000は、ほぼ同様の性能です。スマート4000はモード数が3つとなっており、回転数と振動数が他のモデルより少なくなっています。
モデル名 | 価格 | 左右回転数 | 上下振動数 | モード数 | ポジション 検知 |
充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スマート7000 | 10,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 5種類 | なし | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマート5000 | 12,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 5種類 | なし | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマート4000 | 11,000円前後 | 9,900回 | 45,000回 | 3種類 | なし | 12時間 | 14日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
また、上記表では見えない違いとして、スマート7000のみ押し付け防止センサーのデザインが他モデルより見やすくなっています。また、充電トラベルケースが利用できるのはスマート7000のみです。
モデルごとに搭載しているモードは以下の通りです。
スマートシリーズですが、以前までは価格と性能のバランスがよく、一番オススメできるモデル群でした。しかし現在は在庫の状況も不安定であり、Amazonでも在庫切れとなっていることが多いです。加えて、上位のジーニアスシリーズとの価格差が小さくなっており、スマートシリーズを選ぶメリットはあまりないのが現状です。
スマートシリーズを選ぶのであれば、次で説明するPROシリーズのPRO3またはPRO2がおすすめです。これらは2020年以降に発売された比較的新しいモデルで、在庫・価格ともに安定しています。
スマート7000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション、やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ブラシホルダー
スマート5000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション、やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- スマートフォンホルダー
- ブラシ収納ケース
スマート4000の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション、やわらか極細毛各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- スマートフォンホルダー
- ブラシ収納ケース
ギア駆動 シンプルモデルだったはずのPROシリーズ
ギア駆動モデルの中で、機能を削ぎ落とし、手軽に使えるシンプルなモデルとして出されていたのがPROシリーズです。しかし現在ではシンプルなモデルだけではなく、上位モデルのスマートシリーズに匹敵する機能を持つモデルもあるため、微妙な立ち位置となっています。
現在は6モデルほど販売されているPROシリーズですが、機能で見るとそれらは2つに別れます。PROシリーズが販売され始めた頃からあるシンプルなモデルと、ここ3年ほどのうちに出てきた機能多めのモデルです。
- PRO2000
- PRO600
- PRO500
- PRO3
- PRO2
- PRO1
シンプルなモデルは、モード数が1~2と少なめになっており、回転数・振動数も控えめです。1回の充電で使える期間も7日間と、これも控えめな性能となっています。
機能多めのモデルは、モード数が3~5と上位モデルに匹敵するモード数。回転数・振動数も同様です。1回の充電で使える期間は10日間~14日間と、こちらも比較的優秀です。
モデル名 | 価格 | 左右回転数 | 上下振動数 | モード数 | ポジション 検知 |
充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PRO3 | 13,000円前後 | 10,500回 | 48,000回 | 5種類 | なし | 12時間 | 14日間 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
PRO2 | 8,000円前後 | 9,900回 | 45,000回 | 3種類 | なし | 12時間 | 12日間 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
PRO1 | 6,000円前後 | 8,800回 | 20,000回 | 3種類 | なし | 22時間 | 10日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
PRO2000 | 8,000円前後 | 9,900回 | 45,000回 | 2種類 | なし | 22時間 | 7日間 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
PRO600 | 7,000円前後 | 8,800回 | 20,000回 | 1種類 | なし | 22時間 | 7日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
PRO500 | 5,000円前後 | 8,800回 | 20,000回 | 1種類 | なし | 22時間 | 7日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
PROシリーズの中で選ぶとすれば、PRO3またはPRO2がおすすめです。特にPRO3に関しては、上位のスマートシリーズに匹敵する性能を持ち、在庫や価格の安定性からも、入手しやすいモデルになります。
PRO2も非常に魅力的なモデルです。1万円を切る価格ながら、3つのモードと中間クラスと回転数・振動数という、日常使いには十分な性能を持ちます。よりコスパを求めるのであればPRO2が最適かもしれません。
PRO3の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
PRO2の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 海外対応充電機
- トラベルケース
PRO1の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
PRO2000の型番と付属品
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
PRO600の型番と付属品
- 付属ブラシ:ホワイトニング1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
PRO500の型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション、ホワイトニング各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
ギア駆動 プロフェッショナルケアとすみずみクリーン
ギア駆動のエントリーモデルとして、プロフェッショナルケアシリーズとすみずみクリーンシリーズを一緒に説明します。
プロフェッショナルケアシリーズは、『プロフェッショナルケア1000』と『プロフェッショナルケア500』の2種類が販売されています。特徴は、これまでのモデルと同様、上下振動機能がある一方で、モード数は1種類のみとなっています。
すみずみクリーンシリーズは『すみずみクリーンPRO』と、『すみずみクリーン』の名前で新旧2つのモデルがあり、合計3つのモデルが販売されています。特徴は、上下振動機能がなく左右の回転のみとなっている一方で、モード数は1~3と、モデルによって多くのモードを使うことができます。
モデル名 | 価格 | 左右回転数 | 上下振動数 | モード数 | ポジション 検知 |
充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プロフェッショナル ケア1000 |
12,000円前後 | 8,800回 | 40,000回 | 1種類 | なし | 22時間 | 7日間 | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 |
プロフェッショナル ケア500 |
8,000円前後 | 8,800回 | 20,000回 | 1種類 | なし | 22時間 | 7日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
すみずみクリーンPRO | 5,000円前後 | 7,600回 | なし | 3種類 | なし | 22時間 | 10日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
(新)すみずみクリーン | 3,000円前後 | 7,600回 | なし | 2種類 | なし | 16時間 | 8日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
(旧)すみずみクリーン | 2,000円前後 | 7,600回 | なし | 1種類 | なし | 16時間 | 8日間 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
- クリーン
- クリーン
- クリーン
- やわらかクリーン
- 超やわらかクリーン
- クリーン
- やわらかクリーン
- クリーン
プロフェッショナルケアは在庫がかなり少ないようで、購入しにくい状態になっています。価格も不安定なので、正直あまりおすすめできないのが現状です。
すみずみクリーンについては、モード数やタイマー機能の有無を考慮すると、やはり新モデルの方が良いように思います。
すみずみクリーンPROも悪くない性能に見えますが、1,000円ほど追加すれば上位モデルのPRO1を購入できます。PRO1には上下振動機能がついており、すみずみクリーンPROよりも歯垢除去力が高いです。コスパで考えるのでれば、PRO1の方をおすすめします。
プロフェッショナルケア1000の型番と付属品
- 付属ブラシ:ベーシック1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- トラベルケース
プロフェッショナルケア500の型番と付属品
- 付属ブラシ:ベーシック、ベーシックやわらかめ各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
すみずみクリーンPROの型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:歯間ワイパー1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
(新)すみずみクリーンの型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:歯間ワイパー1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
(旧)すみずみクリーンの型番と付属品
- 付属ブラシ:マルチアクション1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- 付属ブラシ:やわらか極細毛1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
(2024/11/20 19:04:47時点 楽天市場調べ-詳細)
- 付属ブラシ:歯間ワイパー1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
ギア駆動 子ども用キッズモデル
子どもでも安心して使えるキッズ用のモデルが、現在4種類販売されています。『キッズPRO2』『キッズPRO』『すみずみクリーンキッズプレミアム』『すみずみクリーンキッズ』の4種類です。
これらモデルの特徴として、3才から使える高い安全性や、子どもの口の大きさに合わせて作られたサイズ感、毎日の歯ブラシを楽しくするポケモンデザインなどがあります。なお、モデルによって安全性を高める機能に違いがありますので、その点は注意が必要です。
モデル名 | 価格 | 左右回転数 | 上下振動数 | モード数 | ポジション 検知 |
充電時間 | 使用可能期間 | 30秒通知 タイマー |
アプリ連動 | 押し付け 防止センサー |
加圧 コントローラー |
加圧ストッパー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キッズPRO2 | 10,000円前後 | 9,900回 | 45,000回 | 3種類 | なし | 12時間 | 12日間 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
キッズPRO | 5,500円前後 | 8,800回 | 20,000回 | 3種類 | なし | 22時間 | 10日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
すみずみクリーン キッズプレミアム |
4,000円前後 | 7,600回 | なし | 2種類 | なし | 16時間 | 8日間 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
すみずみクリーンキッズ | 2,500円前後 | 7,600回 | なし | 1種類 | なし | 16時間 | 8日間 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
- クリーン
- やわらか回転
- ホワイトニング
- クリーン
- やわらか回転
- ホワイトニング
- クリーン
- やわらかクリーン
- クリーン
子どもの歯は繊細ですので、歯ぐきへの優しさを考えて、やわらか回転モードが搭載されているモデルが望ましいです。さらに言えば、ブラシの圧力が強すぎると回転が優しくなる機能の加圧コントローラーがついているとより良いと思われます。
筆者としては、上記2つの機能が両方ついているキッズPRO2を推したいところです。しかし、他モデルに比べて価格の高さが気になります。
価格と性能のバランスが良いのはキッズPRO。加圧コントローラー機能はありませんが、ブラシ圧が強すぎると回転が止まる加圧ストッパー機能がついています。価格がキッズPRO2の半分というのも、おすすめポイントの一つです。
キッズPRO2の型番と付属品
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ、歯間用各1本ずつ計2本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- ポケモン特別デザインシール8枚
キッズPROの型番と付属品
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- ポケモン特別デザインシール4枚
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 海外対応充電機
- ポケモン特別デザインシール4枚
(2024/11/20 19:04:47時点 楽天市場調べ-詳細)
すみずみクリーンキッズプレミアムの型番と付属品
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- ポケモン特別デザインシール4枚
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 充電機(海外電圧対応ではない)
- ポケモン特別デザインシール4枚
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 海外対応充電機
- ポケモン特別デザインシール8枚
- 付属ブラシ:子ども用やわらかめ1本
- 海外対応充電機
- ポケモン特別デザインシール8枚
最後に
長くなりましたが、以上がオーラルBシリーズの違いと選び方の解説でした。
なお、ここで書いた内容は2023年11月現在のものです。在庫限りで終売となるギア駆動のモデルなどに関しては、このページの閲覧時に購入できなくなっているかもしれませんので、ご注意ください。
それではあなたにあったオーラルBで良い電動歯ブラシライフを!