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【デメリット全出し】コールマン エクスカーションティピー/325の悪いところを洗い出してみた

【デメリット全出し】コールマン エクスカーションティピー/325の悪いところを洗い出してみた

以前大絶賛記事を書いた、コールマンのエクスカーションティピー/325。あまりの良さに、購入してわずか1ヵ月で3回もキャンプをすることになった原因でもあります。ですがこういうことを言うと、

『でも悪い部分が本当はもっとあるんじゃないの?』
『そこそこお金出して買ったんだから、悪い部分を認めたくないんじゃない?』
『素直な記事を書けばいいのに…』

なんて意見が出たりするので、この記事ではエクスカーションティピー/325の悪いところを最後の一滴まで絞り出していこうと思います。使っていて気になるところや不満点を、細かく洗い出していきますので、ぜひ参考にしていってくださいね。

 

購入時に感じたエクスカーションティピー/325の悪いところ

収納状態でも重くて大きい

全重量約6kg、収納状態で幅60cm×高さ16cmという大きさのエクスカーションティピー/325は、車移動前提の大きさです。お世辞にもコンパクトとは言えません

ペグと比べるとその大きさが分かるはずペグと比べるとその大きさが分かるはず

 

デザインがありきたりで面白くない

ティピーテントと言えばかわいらしい見た目です。三角にとんがった形。カラフルな見た目。キャンプをより楽しいものにしてくれます。ちょうど、ロゴスのティピーテントがその例かなと。

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ですがエクスカーションティピー/325は、まさにコールマンといった見た目。無難と言えば無難ですが、ありきたりさは否めません。デザインから面白みは感じませんね。

 

純正グランドシートの価格がお高い

エクスカーションティピーには純正のグランドシートがあります。これを使うことで設営が一気に楽になるのですが、4,500円前後と価格はお高め。テント価格の1/3ほどにもなってしまいます。

なお、設営がどれだけ楽になるかは下記記事を参照ください。エクスカーションティピー設営方法を解説した記事になります。

【画像で解説】コールマン エクスカーションティピーの建て方を徹底解説【設営のコツも】
【画像で解説】コールマン エクスカーションティピーの建て方を徹底解説【設営のコツも】『エクスカーションティピーって、どうやって設営するの?』 『エクスカーションティピーって、一人でも設営できる?』 『ワンポールテント...

 

開封時ポールに傷が付いていた

曲がっていた折れていたという訳ではないのですが、開封したときからメインポールに若干の傷が付いていました。価格を抑えるため製造工程が雑になるのは仕方がないこととは言え、なんとなく良い気持ちはしませんよね。

強度としては問題なさそうですし、個人的にはまぁ良しとするかといったところです。

 

設営時に感じたエクスカーションティピー/325の悪いところ

背が高すぎてフライシートがかけにくい

エクスカーションティピー/325は、フライシートを被せるのがちょっと大変です。それもそのはず、頂上の高さは2m。一度できれいに被せることは難しいと思います。

その一方でこの高さがあるからこそ、室内空間が快適になるんですよね。設営の楽さを取るか、快適さを取るか。私は快適さを取りました。

 

付属のペグが貧弱

付属のペグがそこそこ貧弱でして、硬い地面には刺さりません。柔らかい地面なら何とか刺さりますが、抜けやすく曲がりやすいペグになっています。

格安テントには良くあることですが、付属のペグは信用できません。別途ペグを購入した方が良いですね。私はエリッゼステーク28cmのペグを使っています。エクスカーションティピーに使うペグは15本なので、8本セットを2つ購入すると良いですよ。

 

方向が分かりにくいため設営時に困る

設営時、風向きによって方向を決めるのですが、テント自体の方向が分かりにくいです。六角形かつ辺によって長さが違うので、最初は戸惑うと思います。

慣れれば問題ないですが、最初に設営をする前にテントの特徴をつかんでおくと良いですね。ちなみに入口にはコールマンのロゴが書いてあるので、最低限それを意識しつつ設営することをおすすめします。

 

純正グランドシートなしだと練習が必要

テントはグランドシートより重く複雑な形をしているため、底面をピンと張れるようになるまでは練習が必要です。純正グランドシートがあれば、ゴム紐の位置を目安にしつつ設営できますの6月分で、かなり楽ちん。個人的には純正グランドシートを使用をおすすめしたいところですかね。

 

使用時に感じたエクスカーションティピー/325の悪いところ

フライシートのファスナーが噛みやすい

フライシートのファスナーが若干噛みやすいように感じました。特に内側から閉めたとき。ゆっくり閉めると問題ありませんが、気を付けていないとファスナーに引っかかります。

ファスナーから浸水しないよう、上から生地でカバーしているのですが、それが噛みやすい様子。出入りの際はぜひ気を付けるようにしてくださいね。

 

内側に作りが甘い部分がある

前室用ポールを固定する部分や、細かな縫い目部分など作りの甘さを感じるときがあります。壊れやすそうだなぁ…と感じるわけではなく、丁寧さに欠けるといった感じです。見た目が悪いといっても良いかもしれません。

このあたりとか作りが甘いこのあたりとか作りが甘い

個人的に値段的に仕方がないと割り切っていますが、欠点といえば欠点ですね。エクスカーションティピーに丁寧さまでもを求めるのは酷なのかもしれません。

 

冬場は寒い

普通のテントですし冬用テントでもないので、冬場に使うと寒いです。最低温度3度ほどの日にテント泊した際は、夜は寝袋にくるまって過ごしていました。これはテントの宿命ともいえますが。

初心者で冬キャンプをする人は多くないと思いますが、防寒対策はしっかりするようにしてくださいね。寒さでキャンプがつまらなくなるというのは、よく聞く話ですので。

 

3人でも狭い

ワンポールテントのため、寝るときはポールの手前と奥に分かれて寝転がることになります。前回友人と2人でテント泊した際もポールを挟んで一人ひとり寝る形になりました。

エクスカーションティピー/325平面図エクスカーションティピー/325平面図

その際に気づいたのですが、3人以上で使うと恐らく狭いです。ポールで分けられた空間のうち、どちらかは2人で使うことになってしまうからです。3人以上でも使えないことはないですが、快適とは言い難いですね。

 

最後に

以上が、コールマン エクスカーションティピー/325の悪いところを洗い出してみたでした。

まぁそりゃこれだけ出ますよ。そもそもキャンプって不自由な環境を楽しむものですし、気になるところを出していけばこんなもんです。確かにもっと快適なキャンプを楽しめるテントもありますが、金額はエクスカーションティピーの4倍以上したりします。もうシンプルに価格が高い。

これだけの不満点はでましたが、逆に言えばここで出した不満点を許容できるのであれば、エクスカーションティピー/325でも快適なキャンプを楽しめるはずです。素晴らしいキャンプ体験のためにも、ぜひあなたにとって最適なテントを選んでみてくださいね。

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