ポイント還元率が高く、使い勝手の良いクレジットカード。それが楽天カードです。審査もそこまで厳しくないため、持ちやすいことも特徴の一つ。大企業の楽天が発行しているだけあって、信頼度も高いクレジットカードですよね。
ですが、この楽天カード、意外と種類が多いカードでもあります。記事執筆時点(2019/9/10)で、発行されている楽天カードは16種類。これだけ種類があると、カードごとの違いを知っておきたいものです。
そこでこの記事では、楽天カード全16種類の違いを徹底的に解説していきます。ぜひぜひ参考にしてくださいね。
目次
楽天カードの構成について
まずは、楽天カードの全体的な構成について解説していきます。発行されているカードの種類と、それらを大まかに分けるとどうなるかを説明していきますね。
発行されている楽天カードは16種類
現在発行されている楽天カードは以下の16種類です。
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天銀行カード
- 楽天カードアカデミー
- アルペングループ楽天カード
- お買い物パンダデザイン楽天カード
- 楽天イーグルスデザイン楽天カード
- FCバルセロナデザイン楽天カード(2種類)
- ディズニーデザイン楽天カード
- YOSHIKIデザイン楽天カード
- ヴィッセル神戸デザイン楽天カード(2種類)
書き出してみると、意外と種類があります。これら16種類は、その特徴ごとに3種類に分けることができますので、次でそれについて解説していきますね。
楽天カードは大きく分けて3種類ある
楽天カードは、『年会費制の楽天カード』『機能違いのある楽天カード』『デザイン違いの楽天カード』の3つに分けられます。
年会費制の楽天カードはその名の通り、年会費を払いつつ運用していくクレジットカードになります。年会費制の楽天カードは、金額の割に特典が多く、コスパが良いのが特徴です。
機能違いの楽天カードは、独自の特典や機能を持ったクレジットカードです。こだわりがある方や、自分のライフスタイルに合うものがあれば、機能違いの楽天カードが最適です。
最後にデザイン違いの楽天カード。こちらは、ついている機能は普通の楽天カードとほぼ同じ。違いはデザインと、利用できるブランドです。ブランドとはVISAやMasterCardのことで、このブランドによって店舗での支払い可否が変わってきます。
それでは次で、楽天カード16種類の違いを詳しく見ていきましょう。
楽天カード全16種類の違いを徹底解説
楽天カード全16種類の違いを詳しく解説していきます。先ほど説明した3種類に分けて解説していきますね。
年会費制の楽天カード3種類
年会費制の楽天カードは以下の3種類です。年会費がかかるだけあって、特典満載のクレジットカードになっています。
名前 | 年会費 | ブランド | ポイント還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天プレミアム カード |
10,800円 | ・VISA ・MasterCard ・AmericanExpress ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2%(or3%) ・楽天市場:5%(or6%) |
・国内空港ラウンジ/一部の海外空港ラウンジが何度でも無料で利用可能 ・プライオリティ ・パスが無料で発行可能 ・楽天プレミアム(年間3,900円)が1年間無料 ・国内(5,000万円)/動産総合保険(300万円)が付与 ・海外旅行傷害保険が5,000万円までに増額 ・選べる優待サービス ・誕生日月は楽天市場/楽天ブックス獲得ポイント1%増 ・楽天市場でポイントを貯めやすい ・ETCカードの年会費が無料 ・利用可能額は最高500万円 ・トラベルデスクが無料で利用可能 |
楽天ゴールド カード |
2,160円 | ・VISA ・MasterCard ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:5% |
・国内空港ラウンジ/一部の海外空港ラウンジが年間2回まで無料で利用可能 ・楽天市場でポイントを貯めやすい ・ETCカードの年会費が無料 ・利用可能額は最高200万円 ・トラベルデスクが無料でご利用可能 |
楽天ANA マイレージ クラブカード |
540円※ |
・VISA ・MasterCard ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:3% |
・ANAマイルを貯められる(0.5%) ・貯めるポイントをANAマイルと楽天スーパーポイントで切り替え可能 |
※初年度無料/年1回利用で年会費無料
特筆すべきはやはり、楽天プレミアムカードですね。年会費は高く設定されていますが、その特典の多さには驚きます。特に海外空港のラウンジが使えるプライオリティ・パス無料発行特典。年会費10,800円でプライオリティ・パスが発行できるクレジットカードは他にありません。海外によく行く方であれば、持っておいて損はないと思います。
> 楽天プレミアムカード
(楽天カード公式サイトが開きます)
楽天市場を頻繁に使う方であれば、楽天ゴールドカードを持っておくのも良いでしょう。通常の楽天カードにくらべ、楽天市場でのポイント還元率が高く設定されています。
なお、楽天ANAマイレージクラブカードを年会費制のカードとしていますが、年1回以上の利用で年会費無料となります。カード払いでもANAマイルが貯まるカードです。
機能違いのある楽天カード5種類
機能に違いのある楽天カードは、以下の5種類となります。どれも年会費無料となっています。
名前 | 年会費 | ブランド | ポイント還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天カード |
無料 | ・VISA ・MasterCard ・AmericanExpress ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:3% |
・標準の楽天カード ・他6種類のデザインも選べる |
楽天PINK カード |
無料 | ・VISA ・MasterCard ・AmericanExpress ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:3% |
・楽天グループ優待サービス(月額324円) ・RAKUTEN PINKLY LIFEサービス(月額324円 ) ・楽天PINKサポート保険(年齢別月額30円~870円) |
楽天銀行カード | 無料 | ・JCB | ・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:4% |
・キャッシュカード機能付帯 ・楽天銀行の普通預金金利が2倍 |
楽天カード アカデミー |
無料 | ・VISA ・JCB |
・普通店舗:1% ・楽天トラベル:3% ・楽天市場:3% ・楽天ブックス:5% ・楽天ブックスダウンロード:3% |
・楽天ブックスでポイント最大5% ・楽天トラベルでポイント3% ・楽天ブックスダウンロードでポイント3% |
アルペン グループ 楽天カード |
無料 |
・MasterCard | ・普通店舗:1% ・楽天トラベル:2% ・楽天市場:4% ・アルペンポイント:1~5% |
・アルペンポイントが貯まる ・アルペングループ優待付属 |
> 楽天カード
(楽天カード公式サイトが開きます)
特にこだわりがなければ、標準の楽天カードがおすすめです。ポイントも貯まりやすく、最高2,000万円の海外旅行傷害保険などの特典が付いている使いやすいクレジットカードです。
女性の方であれば、楽天PINKカードがおすすめです。標準の楽天カードの機能に加え、月額料金で使える優待サービスが付いてきます。楽天トラベルの割引クーポンがもらえたり、育児サービスなどの優待特典付与、さらに、月額30円から使える女性のための保険に入ることもできます。なお、楽天PINKカードは男性も発行可能です。
学生の方は、楽天カードアカデミーがかなりおすすめ。標準の楽天カードよりもポイント還元率が高くなっています。通常5,000ポイントの入会特典が、5,555ポイントになっているなど、発行するだけでもお得です。
デザイン違いの楽天カード8種類
デザイン違いの楽天カードは、以下8種類。上でも書きましたが、機能や特典は標準の楽天カードと同じです。違いは、デザインと使えるブランドのみ。
ブランドにこだわりがなければ、デザインだけで選んでOKです。年会費無料ですので、コレクションとして持っておくだけということもできますね。
お買い物パンダデザイン |
楽天イーグルスデザイン |
FCバルセロナデザイン (エンブレム) |
VISA/MasterCard/JCB | MasterCard/JCB | MasterCard/JCB |
FCバルセロナデザイン (プレイヤー) |
ディズニーデザイン |
YOSHIKIデザイン |
MasterCard/JCB | JCB | MasterCard |
ヴィッセル神戸デザイン (エンブレム) |
ヴィッセル神戸デザイン (イニエスタ) |
|
MasterCard | MasterCard |
お買い物パンダデザイン | 楽天イーグルスデザイン |
VISA/MasterCard/JCB | MasterCard/JCB |
FCバルセロナデザイン (エンブレム) |
FCバルセロナデザイン (プレイヤー) |
MasterCard/JCB |
ディズニーデザイン | YOSHIKIデザイン |
JCB | MasterCard |
ヴィッセル神戸デザイン (エンブレム) |
ヴィッセル神戸デザイン (イニエスタ |
MasterCard |
> 楽天カード
(楽天カード公式サイトが開きます)
最後に
以上が、楽天カード全16種類の違いを徹底解説でした。
機能でもデザインでも選べる楽天カード。ネット通販だけでなく、実店舗でもポイントが貯まりやすいことも、嬉しいポイントの1つです。これからのキャッシュレス社会において、持っておいて損のないカードだと思います。
ぜひあなたも、楽天カードで毎日お得なキャッシュレス生活を送ってみてくださいね。