キャンプといえばコーヒーでしょ!という安易な考えのもと、お湯を沸かすキャンプ用具が欲しくなった初心者キャンパーこと、筆者の私。今後簡単な料理をすることも考えて、購入したキャンプ道具が以下の3点です。
- イワタニ ジュニアコンパクトバーナー
- コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
- キャプテンスタッグ アルミ ローテーブル
実際にキャンプで使ってみると、その便利さは想像以上。メーカーもバラバラの3用品が、最初からセットであったかのような使い勝手の良さに、正直驚きました。もうこれはレビューを書くしかないなぁ…、と無駄な使命感を抱きつつこの記事を書いています。
小規模キャンプ用のクッカーが欲しい方はもちろんのこと、ちょっとした料理や湯沸かし用の道具が欲しい方も、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
イワタニ ジュニアコンパクトバーナーってこんなの
はい、すごーくコンパクト。
といっても、比較対象がないので分かりにくいですよね。ジュニアコンパクトバーナーは、収納状態で幅8cm×奥行7cm×高さ10cm。持ってみると分かりますが、本気で小さいです。
使う際には足部分と五徳(鍋を置く部分)を広げます。3本の足を広げると以下のような感じ。剛性の高い金属が使われていますので、しっかりとした安定感があります。
4つの五徳を広げれば、準備はOK。バーナー感がぐっと高まりますね。鍋がズレないよう五徳部分には大き目のギザギザが付いています。これのおかげで、ちょっとした斜面でも安定した調理ができます。
そしてこのジュニアコンパクトバーナー1番の特徴が、カセットガスを使うという点です。キャンプで使うガスといえば、丸みのあるガス缶『OD缶』をイメージすると思いますが、ジュニアコンパクトバーナーでは家庭用のカセットガス『CB缶』を使います。
丸みのあるOD缶は寒い時期でも使えるガス缶でして、火力の強さも特徴の1つです。ただしその一方で、コストがかかるという欠点もあります。入手方法が限られてしまうことも、OD缶の欠点ですね。
その点CB缶であれば、コストが安くコンビニでも入手できる手軽さがあります。OD缶に比べれば出力は落ちますが、キャンプ場レベルであればCB缶でも問題ありません。実際に気温が約5度という環境で使いましたが、お湯がゴリゴリ沸騰しました。
ジュニアコンパクトバーナーは、使い方も非常に簡単。ガスのバルブを回したら、点火スイッチを押すだけ。ボッという音とともに、ゴウゴウと火が出始めます。消すときはガスのバルブを閉めるだけでOKです。
ジュニアコンパクトバーナーを買うと、ハードケースが付属されてきます。緑色でざらざらとしたプラスチックケースです。
ジュニアコンパクトバーナーを収納するとこんな感じ。折りたたんだ説明書と一緒に収納できます。本体もコンパクトですが、ハードケースに入れてもコンパクトです。
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセットってこんなの
お次はコールマンの パックアウェイソロクッカーセット。ソロクッカーセットという名前ですので、ソロキャンパー向けのクッカーになります。外側はハードアノダイズド加工がされているようで、簡単に傷つくことはありません。
ソロクッカーセットという名前なだけあって、2つの鍋に分けることができます。浅い鍋では炒め物、深い鍋ではスープ物を作るといった使い分けも可能です。鍋の内側はノンスティック加工となっており、汚れや焦げが付きにくいのも嬉しいポイント。調理後の汚れもキッチンペーパーで拭けば、簡単にきれいになってくれますよ。
深い鍋の方には、液体用のメモリが付いています。目視だともう少し分かりやすかったのですが、画像だとちょっと分かりにくくなっていますね。200ml~800mlまでを200ml刻みで確認できます。
深い鍋の底部分には、細かな溝が付いています。この溝がバーナーの五徳に引っかかり、鍋がズレるのを防いでくれます。
バーナーの上に置くとこんな感じ。ジュニアコンパクトバーナーの五徳からもはみ出ることなく、ちょうどよい場所に収まっています。五徳とクッカーの滑り止めにより、安定感は抜群です。
しかもパックアウェイソロクッカーセットは、ジュニアコンパクトバーナーのハードカバーがすっぽり収まる寸法です。深い鍋の方に入れて、浅い鍋で蓋をしたら…
パックアウェイソロクッカーセット付属のメッシュケースに完全収納。収まるところに収まった感が凄いですね。ジュニアコンパクトバーナーとパックアウェイソロクッカーセット、本当に良いコンビです。
キャプテンスタッグ アルミ ローテーブルってこんなの
バーナーとクッカーがあっても、土台が無くては料理できません。調理用の土台としても、ちょっとした小物を置くにも使えるのが、キャプテンスタッグのアルミローテーブル。
収納袋から出すと、降り畳んだ状態になっています。ただしストッパーなどはないため、手を離すと勝手に広がります。普段は収納袋に入れてるため個人的には気になりませんが、100円均一などでゴムバンドを用意すると良いかもしれませんね。
テーブルを広げて裏返すと以下のような感じです。5枚の細長いアルミ板が2本のゴムでまとめられています。外側のアルミ板2枚には、テーブルの脚が格納されています。
脚を広げるには、固定しているバーをぐるっと回転させて…
対面の脚についた突起に引っかけます。これにより5つのアルミ板が固定され、グラつかないようになります。そしてこのまま4本の脚を起こしていくと…
4つ脚広げてひっくり返った亀状態。
後はそのまま表面にすれば完成です。構造はシンプルですが、耐荷重30kgと強度は十分。調理用としても使えますし、小物を置くのにも重宝します。iPadなどを置いて、映画鑑賞をするのもアリですね。
そして完璧に調和した
上記3点を1つにまとめてみると、以下画像のようになります。いやまさに、完璧な調和。最初からセットであったかのような安心感があります。この3つをそろえただけでも、キャンパー感があっていいですね。使い勝手も良いですし、初心者キャンパーにはぜひ持っておいて欲しい調理器具3点セットです。
最後に
以上が、手軽に料理が楽しめるクッカー3点セットを紹介してみるでした。
カップラーメン、コーヒー、紅茶。スープパスタにチーズリゾット。今回紹介した3つがあれば、キャンプの幅が広がること間違いなし。3つ合わせて9,000円以下と、抜群のコストパフォーマンスも嬉しいところです。
欠点とすれば、キャンプ欲が異常に高まってしまうことですかね。『今度はあれを作ってみよう。これも作ってみようかな。』なんて思いながら、そわそわと休日を待つことになります。さて、週末のキャンプは何を作ってみようかなぁ…