キャンプといえば焚き火。焚き火と言えばキャンプ。最近ソロキャンプデビューした私の頭は、焚き火したい欲でいっぱいになっていました。
とは言え火起こしは大変そうだし、焚き火の後始末も面倒そう。『手軽に焚き火が楽しめる焚き火台はないものか…』なんて思いながら検索していたら、見つけました。私に最適の焚き火台を。
それがこちら、コールマンから出ている焚き火台ファイアーディスク。3秒設営、簡単撤収が特徴の焚き火台になります。火起こしには、SOTOから出ているガスバーナーのフィールドチャッカーを購入しました。
この記事では、コールマンの焚き火台ファイアーディスクと、SOTOのフィールドチャッカーの2つについて、実際に使った感想も含めつつレビューしていきます。手軽な焚き火を楽しみたい方必見ですよ。
目次
基本的なスペックについて
コールマン ファイアーディスクの基本スペック
以下がファイアーディスクの基本スペックです。
収納時のサイズ | 幅45cm×高さ8.5cm×奥行45cm |
使用時のサイズ | 幅45cm×高さ23cm×奥行45cm |
重さ | 1.6kg |
材質 | オールステンレス |
耐荷重 | 30kg |
付属品 | 焼き網/収納ケース |
ファイアーディスクは直径45cmの円盤型をしています。高さはありませんが、お世辞にもコンパクトとは言えません。しかしその大きさと引き換えに、手軽さは最高レベル。このあたりは後ほど詳しく書いていこうと思います。
耐荷重は30kgと、強度は抜群です。最近流行りのダッチオーブンにも対応しています。ただしダッチオーブンを使う際は、別売りのダッチオーブンスタンドの使用をおすすめします。
バーベキューなどに使える焼き網と、専用の収納ケースが付属されます。専用ケースは長めの持ち手が付いていますので、肩にかけて持ち運ぶこともできますよ。
ソト フィールドチャッカーの基本スペック
以下がフィールドチャッカーの基本スペックです。
サイズ | 幅13.2cm×高さ6.6cm×幅3.4cm |
重さ | 153g |
炎温度 | 最高1,300度/最低900度 |
使用ガス缶 | CB缶(家庭用カセットボンベのこと) |
燃焼時間 | 1.5時間程度 |
付属品 | SOTOレギュラーガス(ST-700) |
家庭用カセットボンベを使って、手軽に火起こしができるガスバーナーです。かなりコンパクトに作られているので、ファイアーディスクの収納袋にも入れておくことができます。
1,300度の集中炎から、900度のソフト炎まで炎の勢いを調節可能。ボンベ1つで約1.5時間も使えるため、火起こしに失敗することはありません。火起こしだけでなく、炙り料理にも使えます。安心の日本製というのも、嬉しいポイントです。
ファイアーディスクとフィールドチャッカーで実際に焚き火をしてみた
まずは開封。収納袋とファイアーディスク本体、焼き網の3点です。ファイアーディスク本体が変色しているのは、2度ほど焚き火台として使用済みのためです。
焼き網はまだ使っていませんが、今後使用感などを含めて、また記事にしようと思います。今回は焚き火に対してのレビューということで。
ファイアーディスク本体の設営に移ります。といっても、設営は超簡単。ファイアーディスクの裏にある脚を立ち上げるだけです。
3本の脚をググっと立ち上げると、こんな感じ。脚の長さは15cmほどあります。若干貧弱そうですが、実際はかなりしっかりしているので、グラつくことはありません。
脚を立てたらそのまま置くだけ。3秒設営の名は伊達ではありません。ここまで設営が楽な焚き火台は他にはないのではないでしょうか。
ファイアーディスクが設営できたので、薪を置きます。ちなみに薪はキャンプ場にも売っていますが、あまりお安くないので他で購入するとお財布に優しいですよ。Amazonで購入するというのも一つの手ですね。
着火担当はSOTOのガスバーナー、フィールドチャッカーです。購入時にSOTOレギュラーガスが付属してきます。なお、公式では推奨していませんが、ガス缶は他と同じ規格のためSOTOのガス缶でなくても装着可能です。ただし、このあたりは自己責任でお願いします。
点火方法は簡単です。バルブをONの方向(反時計回り)に回して上部についている緑色のボタンを押すだけ。これだけで、安定した炎がゴウゴウと出てきます。
炎の強さは、最高1400度から最低900度まで調整できます。調整の仕方は、ちょうど中心についている緑色のスライドバーを動かせばOK。外気の取り込み具合を変えることで、炎の強さを調整しているようです。
それでは着火。着火剤や松ぼっくりを使う方法もありますが、フィールドチャッカーは高火力でゴリゴリ燃やしますので、薪に直接でも火起こし可能。フィールドチャッカーは上下逆さにしても安定した炎が出せますよ。
ものの1分程度で火が付き始めました。まさか火起こしがここまで簡単にできるとは驚きです。ガス缶1本の燃焼時間は約1時間半となっていますので、あと100回以上は火起こしできちゃうかも。
アウトドア用の着火剤はそこそこお高いですし、着火剤を使うよりコストパフォーマンスは格段に高いですね。他の焚き火台のように灰が下に落ちていかないので、後片付けも本当に楽ですよ。
先にアルミホイルを敷いておくと、灰だけでなく油や焦げのこびり付きも防げるため、後片付けがぐっと楽になります。アルミホイルが敷きやすいというのも、シンプルな形状ゆえですかね。
ただし家庭用のアルミホイルはNG。アルミホイルは融点が660度程度ですので、火起こしの時点で溶けてしまう恐れがあります。アウトドア用に厚手のアルミホイルがありますので、そちらを使うようにしてくださいね。
最後に
以上が、初心者がコールマン ファイアーディスクとソト フィールドチャッカーで焚き火してみたでした。
脚を広げて薪を置いたらすぐ着火。灰が落ちずに、後始末も楽ちんです。付属の網でバーベキューも楽しめますし、厚手のアルミホイルで手軽さ倍増。まさに、手軽に焚き火をしたい人が買うべきキャンプ道具と言えます。
私のようにキャンプ初心者の方はもちろん、労力かけずに焚き火をしたい方にもぴったりの焚き火台コールマン ファイアーディスク。ぜひあなたも、3秒設営の焚き火台でキャンプを満喫してみてくださいね。