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【車中泊にも使える】手足が出せるコスパ抜群寝袋コルネットストレッチ2レビュー

【車中泊にも使える】手足が出せるコスパ抜群寝袋コルネットストレッチ2レビュー
車中泊やキャンプに使えるコスパ抜群の寝袋が欲しい人
車中泊やキャンプに使えるコスパ抜群の寝袋が欲しい人
車中泊やキャンプ用にコールマンのコルネットストレッチ2が良いって聞いたんだけど、ちゃんと使える寝袋なのかな。使っている人の生の声が聞きたいな。

アウトドアには欠かせない寝袋。最近では、少しゆるめのキャンプや車中泊のために、寝袋を準備する方も多くなってきました。防災用に寝袋を購入している方もいますし、1人に1つ寝袋の時代が来ているのかもしれません。

私も最近、友人と車中泊をしてきました。そのために購入したのが、今回レビューするコルネットストレッチ2。コスパ抜群のアウトドア用品を多数輩出してきた、コールマンが出した寝袋です。

使ってみた感想としては、まさに『買ってよかった』の一言。今回この記事では、コルネットストレッチ2の良いところだけでなく、使ってみて少し残念だった部分についても、余すところなくレビューしていきます

ぜひこの記事を参考に、あなたのアウトドアライフをもっと楽しいものにしてみてくださいね。

 

手足が出せるコスパ抜群寝袋コルネットストレッチ2レビュー

それではさっそく、コルネットストレッチ2のレビューを始めていきます。コルネットストレッチ2の『良いところ』『残念なところ』の2つ分けて解説していきますね。

 

コルネットストレッチ2の良いところ

まずはコルネットストレッチ2の良いところから。コルネットストレッチ2を、実際に使って感じた良いところは以下3つです。

  • 全身をほどよく包み込むストレッチ性
  • 防寒着としても使える自由度の高さ
  • 汚れても洗濯機で丸洗いOK

なおこの記事は、外温-1度の中での車中泊で実際に使用してレビューしています。

 

全身をほどよく包み込むストレッチ性

コルネットストレッチ2の特徴であるストレッチ性。これがもう、かなり気持ちいいんです。きつ過ぎず緩すぎず。体全体を柔らかく包んでくれるような感覚は、この寝袋でしか味わえません。少なくとも、この価格帯では。

コルネットストレッチ2内部に使われている素材も、肌触りが良く非常に心地よいです。使用可能温度が0なだけあって、程よい分厚さとふわふわ感。そしてストレッチ性がもたらす、体全体をしっかり包み込む感覚。『これでよく8,500円にしたな!』と言ってしまうほど満足のいく寝袋です。

ちなみにこの寝袋を購入する以前、3,000円ほどの寝袋でテント泊をしたことがあります。その時は、『まぁ、なんとか寝れるかなぁ…』くらいの感覚でした。しかし今回コルネットストレッチ2を使って、考えが大きく変わってしまう結果に。

具体的には、何で早くコルネットストレッチ2を買わなかったんだろう、と。テント泊の時にコルネットストレッチ2だったら、次の日の行動(山登り)がどれだけ楽になったんだろう、と。

なお、私は身長171cmで肩幅はかなり広め。新幹線の普通席に座ると、少し窮屈なくらいの肩幅です。そんな私でも快適に使えたのですから、ほとんどの人は快適に使えると思いますよ。

 

防寒着としても使える自由度の高さ

コルネットストレッチ2の大きな特徴2つ目。寝袋に入りながら、手足を出すことが可能です。これによって、“寝袋”としてだけでなく“防寒着”としても使うことができます。

この寝袋を車中泊で使用した際には、暖を取るため寝袋を着たまま座席に座りましたし、寝袋をしたまま自販機まで飲み物を買いに行くこともできました。(恐竜のような感じになるので、恥ずかしいことこの上ありませんが。)

このように、かなりの自由度がある便利な寝袋コルネットストレッチ2。と言っても、正直どのように手足をだせるのか想像がつかないと思いますので、簡単に説明していきます。

まず手を出す部分の説明から。以下の写真にあるように、両サイドに小さめのファスナーがあり、そこから腕を出すことができます。

サイドのファスナーを開けることで腕が出せるようになるサイドのファスナーを開けることで腕が出せるようになる

次に足を出す際について。寝袋真ん中のファスナーには2つの持ち手がついていて、上からも下からも開けることができるようになっています。そのため、下からファスナーを開けることで、足だけを寝袋の外に出すことができるのです。

しかしそれだけでは、寝袋が邪魔になって歩けません。ですので寝袋の最下部には写真のように、赤い留め具がついており、

最下部(足側の底)についている赤い留め具最下部(足側の底)についている赤い留め具

この留め具を、お尻部分についている紐に引っかけることによって、以下の写真のような形になります。

赤い留め具を引っかければ足を出しても寝袋を引きずらない赤い留め具を引っかければ足を出しても寝袋を引きずらない

写真の折れ曲がっている部分から、足が出るような形だと思ってもらえれば、想像しやすいと思います。このようにすることで、寝袋を引きずることなく足を出して歩くことができるようになります。

使っていて思ったのですが、これだけ自由度があるとアウトドアだけでなく、災害時にも大いに活用できますよね。東日本大震災の際は、電気やガスが使えなかったため、寝袋で暖を取ったという話も聞きます。災害対策としても、コルネットストレッチ2は有用だと思いますよ。

 

汚れても洗濯機で丸洗いOK

土や泥、汗や結露などなど、寝袋は汚れる可能性の宝庫です。アウトドアで使うのですから仕方ありませんが、それでもやはり気になってしまうものですよね。

その点コルネットストレッチ2は、家庭用の洗濯機で丸洗いOK。洗いたいときに好きなだけ洗うことができる、超衛生的な寝袋に仕上がっています。

以前私が使っていた丸洗い不可の寝袋と比べれば、手入れのしやすさは抜群です。アウトドアを楽しんだら、帰ってサクッと丸洗い。いつでも清潔に使えるこれネットストレッチ2は、ランニングコスト的にもかなり優秀です。

 

コルネットストレッチ2の残念なところ

次にコルネットストレッチ2の残念なところ。こちらは以下2つです。

  • ファスナーが閉めにくい
  • 腕を出す穴が少し低めに作られている

それでは各々説明していきますね。

 

ファスナーが閉めにくい

私の体型が悪いのかもしれませんが、ファスナーが少々閉めにくいと感じました。コルネットストレッチ2は、外からも中からもファスナーを開け閉め可能。ちょうど写真のように、ファスナーの持ち手が外と内の両方についています。

内と外の両方から開け閉め可能なファスナー内と外の両方から開け閉め可能なファスナー

で、この内側からファスナーを閉めるのに、そこそこ手間取りました。体をすぽっと入れてから、内側からファスナーを上げていく際に、ファスナーがうまく上がらないのです。

理由は2つありまして、『伸縮性がある』ことと『私の肩幅が広い』ことです。コルネットストレッチ2の特徴である伸縮性。これにより肩幅の広い私でも快適なのですが、逆に伸縮性によって、寝袋全体が横に広がってしまいます。

そのため、ファスナーが大きく開いてしまい閉めにくくなってしまうのです。恐らくこれに関しては、肩幅の広い方限定の悩みだと思います。が、実際使って感じたことなので、レビューとして書かせていただきました。

なお、1つだけ言っておくと、ファスナーは上までちゃんと閉まりましたので、そこはご安心くださいね。

 

腕を出す穴がすこし低めに作られている

コルネットストレッチ2は腕を出せることも大きな特徴ですが、この腕を出す穴が若干低めに作られているように感じました。とは言えこれも、私の肩回りのせいである可能性は高いのですが。

と言うのも、車中泊でコルネットストレッチ2から腕を出した際に、少し肩が突っ張る感覚がありました。痛みを感じたり、腕が動かしにくくなるほどではありません。ですが、少しの違和感がありました。

最初に書いた通り、私は身長171cm程度で肩幅広めの体型です。肩回りも少し太めのためそれが原因かな、と。しかし、腕を出す穴がもう少し大きくても良かったのかなぁ、とは感じました。

とは言え、身長175cmぐらいであれば、難なく腕を出すことができると思います。肩回りがガッチリしている方は少し窮屈かもしれませんが、使えないほどではありません。180cmぐらいの方は、一度実物を見て確認することをおすすめします。

 

最後に

以上が、手足が出せるコスパ抜群寝袋コルネットストレッチ2レビューでした。

いくつか残念なポイントもありましたが、それを補って有り余るほどの使いやすさとコスパです。これ1つあるだけでアウトドアの幅も広がりますし、災害時への備えとしても最適だと思います。

他にも安い寝袋はたくさんありますが、忘れてはいけないのが睡眠の快適さ=次の日の楽しさということ。より充実したアウトドアライフのためにも、ぜひ一度コルネットストレッチ2の購入をおすすめしますよ。