「やばい…充電ない……」
焦ります。かなり焦ります。
便利なスマートフォンですが、最大の弱点は充電があまり保たないこと。特に、1年、2年と使い続けていると、バッテリーの減りが早くなります。
出先で充電が切れてしまうと不安ですよね。いつ誰かから連絡が来るかもしれないと思うとなおさらです。人との連絡が簡単に取れるようになった一方で、完全に連絡が取れない状況は不安を煽ります。
そこで今回は、スマートフォンユーザーの必需品、モバイルバッテリーの紹介です。
バッテリーの容量・大きさ・重さ・充電スピード・安全性。モバイルバッテリーに欲しい要素が全てそろっている「Anker PowerCore II Slim 10000」をご紹介します。
目次
モバイルバッテリーは何を基準に選べば良いの?
モバイルバッテリーは今や何処でも買えると言っても過言ではありません。家電量販店のみならず、スーパーやコンビニでも購入できます。
しかし、こうたくさんあっては、何を基準にすればよいか悩んでしまうもの。今回は基準となるポイント4つご紹介します。
バッテリーの容量はどのくらいか
やはり重要なのは、バッテリーの容量になります。このバッテリーでスマートフォンを何度充電できるのか。そこを把握しておくだけで、安心感が違います。
また、大容量のモバイルバッテリーであれば、使うたびにバッテリーを充電する必要がなくなりますので手間もかかりません。ただし、容量が大きくなればなるほどそれに比例して、重く・大きくなる傾向にあります。自分の用途にあったバッテリーの容量を選ぶようにしましょう。
なお、現在主流のモバイルバッテリー容量とスマートフォン充電回数の例は下記の通りですので、参考にしていただければと思います。
- 5000mAh:iPhone等のスマートフォンを1回フル充電可能。
- 10000mAh:iPhone等のスマートフォンを2回フル充電可能。
- 20000mAh:iPhone等のスマートフォンを4回ほど充電可能。
大きさ・重さはどのくらいか
前述のバッテリー容量と密接に関係しますが、大きさや重さはモバイルバッテリーを選ぶ上で重要です。
モバイルバッテリーはその名の通り、携帯するもの。持っておくと安心ですが、利用するタイミングはそれほど多くありません。大きすぎたり、重すぎたりすると、モバイルバッテリーを持つこと自体に負担を感じ、家に置いて行ってしまうこともしばしば。そんな時ほど、スマートフォンのバッテリーが切れてしまうといったトラブルに見舞われるものです。
ですので、自身が負担に思わない程度の大きさ、重さはどの程度かを把握しておくことが、モバイルバッテリー選びに重要なのです。
充電スピードはどのくらいか
モバイルバッテリーでもスマートフォンを急速充電できるモデルが増えています。それに加えて、モバイルバッテリー自体を急速充電できるようになっているものがあります。
充電のスピードは、速ければ速いほどよいです。いざ充電してみると、思っている以上にモバイルバッテリーが邪魔だと感じます。充電スピードが速いものを選ぶようにしましょう。
しかし、スマートフォンによって対応している急速充電の規格は異なります。現在急速充電の規格が乱立しており、わかりにくい状態となっておりますので、ここで簡単に整理しておきましょう。
- USB PD:「USB Power Delivery」の略。規格上は、100Wまでの給電が可能と、今回紹介する企画の中では最大の充電速度を誇ります。しかし、安全性の理由から、18Wや22.5Wほどまで落としているのが現状です。公式に対応を明記しているのは、PixelとPixel2ですが、そのほか、非公式では、iPhone8/8Plus/XやGalaxy S8/S9などの機種も対応しているようです。
- Quick Charge:スマートフォン向けチップ(SoC)を製造している会社のQualcommが策定した規格。給電は18Wまたは24W。USB Type-Cを利用している端末が24Wまで給電可能です。対象機種はQualcommのチップを搭載したAndroid端末であり、XperiaシリーズやGalaxyシリーズ、ARROWSシリーズ、AQUOSシリーズなど、多くの機種が対応しています。
- PowerIQ:Anker独自技術で実現した規格。接続している機器に最適な給電を行います。そのため、5Wから22.5Wまで、機器に応じて給電してくれるのが特徴です。対応機種は、現在流通しているほとんどの機種であり、ここ2,3年以内の機種であれば問題なく使用できます。汎用性が一番よい規格であると言えます。
安全性はどうか
モバイルバッテリーは私たちが思っている以上に危険なものです。発熱によるやけどや最悪の場合、爆発する恐れがあります。経済産業省でも、2019年2月からモバイルバッテリーを電気用品安全法の規制対象にするという発表をしているほどです。モバイルバッテリーの危険性について記事も書いていますので、気になった方はぜひお読みください。
> モバイルバッテリーの危険性と安全なモバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーは、大容量かつ小型で軽量であれば売れるものです。そのため、小型化や軽量化が日々進められています。しかし、小型化や軽量化のため、危険性が増してしまうということはあってはなりません。安全であることが第一なのです。
現在発売しているモバイルバッテリーの中では、安全性を無視した商品や、虚偽の容量を謳っている商品も見られます。それらを回避するためには、やはり、信頼できるメーカーかどうかを把握するべきです。
モバイルバッテリーで信頼できるメーカーといえば、皆さんが知っているソニーや、ダンボーのデザインで知られるcheero、Ankerがあります。できるだけ、これらのメーカーから選ぶことをおすすめします。
Anker PowerCore II Slim 10000レビュー
前述では、モバイルバッテリーの選び方をご説明しました。それを踏まえて、今回は「Anker PowerCore II Slim 10000」を皆さんにご紹介いたします。
容量は普段使いにちょうどいい10000mAh!
容量は10000mAhあり、前述の通り普通のスマートフォンであれば2回分のフル充電が可能です。スマートフォンの充電には申し分ないですし、本体を頻繁に充電する必要もありません。
まさに、普通にスマートフォンを活用する人にはうってつけの容量となります。
小さくて薄いため取り回しがしやすい!
この「Anker PowerCore II Slim 10000」は品名にSlimとついている通り、通常の10000mAhモバイルバッテリーよりも薄く、小さく作られています。
上記は、Xperia XZとの比較です。Xperia XZは最近のスマートフォンの中では標準的な大きさです。したがって、通常のスマートフォンよりも一回りほど小さいくらいの大きさだと考えていただいて問題ありません。
Xperia XZと厚みを比較したものです。若干モバイルバッテリーのほうが厚くなっています。スマートフォンとの比較なので、少し厚く見えますが通常のモバイルバッテリーと比較すると、その薄さは一目瞭然です。
また、スマートフォンの裏にくっつけても片手で持つことが可能ですので、本当に取り回しが楽です。
重量も210gと非常に軽いため、バッグに入れて持ち運ぶことはもちろん、ポケットに忍ばせておくこともできます。
PowerIQ 2.0に対応しており急速充電が可能!
急速充電の欄に記載しましたが、こちらはPowerIQに対応しています。つまり、iPhone・Android関係なく、さまざまな機器に対して適切な給電を可能にしています。
また、モバイルバッテリー本体も急速充電に対応しているため、日常的にストレスを感じることなく利用することができます。
バッテリーの残容量もLEDの点灯により把握できますので、モバイルバッテリーの充電が空だった、ということも防ぐことができます。
充電の際には、急速充電に対応した充電器とケーブルも必要です。このモバイルバッテリーを製造したメーカーであるAnkerから、充電器・ケーブルともに発売されておりますので、そちらも併せて紹介しておきます。
Ankerが誇る高い安全性
先ほど電気用品安全法の規制対象にモバイルバッテリーを含むという内容を書かせていただきました。Ankerではそれにいち早く反応し、すべての商品に対しPSEマークを表示すると発表しています。
実際Ankerではすでに、PSEマーク取得に必要な技術基準に適合した製造を行っており、加えて独自に高い品質基準を設けているとのことです。
著者も多くのAnker商品を利用していますが、使えば使うほどその品質の高さに驚きます。もちろん「Anker PowerCore II Slim 10000」も発熱を感じることなく、安心して利用できています。
うれしい収納ポーチ付き
モバイルバッテリーを購入すると、少し困るのがどのように収納しておくかということ。ちょうどいい大きさのものを見つけるのは難しいですよね。せっかく安い値段で買ったのに、ポーチの購入に余分にお金がかかってしまうことも。
その点、「Anker PowerCore II Slim 10000」には専用ポーチがついてきます。画像を見てわかる通り大きさはぴったりです。Ankerロゴもいい味出しています。
充電ケーブルを入れておくくらいの余裕がありますので、必要なものをすべてコンパクトに収納可能です。
最後に
以上、「Anker PowerCore II Slim 10000」の紹介でした。今のモバイルバッテリーに不満を持っている方、今後旅行などを計画している方でバッテリー周りに不安がある方にはぴったりの商品です。
ぜひ、これを機会に購入を検討してみてくださいね!