暗闇って嫌ですよね。
地震や台風など、様々な災害で起こりやすいのが停電です。停電になると明かりがどれだけ大切なものだったのかを痛感します。
また、大規模な災害が発生した場合は、避難の必要がでてきます。町中が停電している中を避難する、といった可能性もあります。
そこで、今回はKOEVEから出ている防災用懐中電灯のご紹介です。防災用の懐中電灯の選び方もあわせてご紹介しますので、懐中電灯を持っている、という方でも現在お持ちの懐中電灯が防災に適しているかを確認してみてくださいね。
なお、地震などの災害対策の知識がたくさん詰まった無料アプリ「すまい塾」のレビュー記事も書いています。知っておく必要がある情報満載ですので、こちらもどうぞ。
目次
防災用懐中電灯を選ぶ基準は?
防災用懐中電灯は、下記の基準を満たしてるものを選ぶようにしましょう。
光源はLEDを使用しているか
LEDは通常の白熱電球に比べ、寿命・省電力性が優れています。
白熱電球の寿命は1,000~2,000時間ほどですが、LEDは約4万時間。必要な時にちゃんと使えるというのは重要です。また、ランニングコストを考慮すると、LEDのほうが安く使うことができます。
次に省電力性ですが、LEDの消費電力は白熱電球の消費電力の20%ほどです。大きな災害が発生した場合は、停電が長引くことが予想されますので、消費電力の少ないLEDは防災用としてぴったりです。
また、あまり知られていませんが、LEDは紫外線をあまり出さない光源です。紫外線は虫を寄せ付けます。蛍光灯などに虫が寄せ付けられているのは、紫外線を多く出していることが原因です。一方、LEDは紫外線をあまり出しませんので、虫が寄り付きにくい光源であると言えます。これも光源としてLEDをおすすめできるポイントです。
明るさは100ルーメン以上あるか
ルーメンとは光を放出する量を数値化したもので、明るさがどの程度かを表します。利用するシーンにもよりますが、最低でも100ルーメン以上のものを選ぶようにしましょう。
また、室内と室外で必要な光量が異なります。室内で明るすぎると逆に生活しづらくなる恐れもあります。そのような場合に備えて、光の量を調整できるものをおすすめします。
その他、照らす範囲の調整ができるとなお良いです。車のライトと同じですね。室内や足元を照らす際は広く、遠くを確認する際などは狭くする、といった形で、利用の幅を広げることができます。
防水になっているか
災害時は、雨の中でも避難をせざるを得ない場合があります。そのような場合に備えて、防水のものを選びましょう。
また、防水であればアウトドアなどにも利用できますので、普段使いの可能性を広げる、という観点でも防水機能搭載のものをおすすめします。
KOEVE「3000ルーメン フラッシュライト」レビュー
前述では、防災用懐中電灯の選び方をご紹介しました。これを踏まえたうえで、今回はKOEVEの防災用懐中電灯をレビューしたいと思います。
最大1200ルーメンの超強力LED
上記には、最低でも100ルーメンと記載しましたが、こちらの懐中電灯はなんと実測値1200ルーメンの光量となります。
また、照射の範囲の調整も可能です。一番遠くまで照射するモードですと、200m先まで照らすことができます。加えて、光量も2段階で調整できますので、照射範囲の調整とあわせると、様々な用途に対応できます。
その他、点滅モードも搭載していますので、遠くに合図を送るといった使い方もできます。
※商品名に3000ルーメンと入っていますが、理論値3000ルーメンですのでご注意ください。実測値は1200ルーメンとなりますが、1200ルーメンでも十分強力ですので、ご安心ください。
ランタンのように使うこともできる
懐中電灯は先端のみが光る、というものが一般的なイメージかと思います。しかし、こちらの懐中電灯は、先端以外に中間の柱部分を光らせることで、ランタンのように使用することが可能です。
ちょっとイメージがわきにくいと思いますので、次の画像をご覧ください。
まずは、これが通常の状態です。この画像の赤い線の部分から上と下に引っ張ると、
このように、上下がスライドし新たな光源部分が姿を現します。この部分は広範囲に光を照射することができますので、ランタンのように使うことが可能になります。
実際に照らしたものが次の画像です。少しわかりにくいですが、先端からの照射に比べて、広範囲に光を照らすことができています。
非常時に備えた機能がたくさん
災害など非常時に備え、下記の機能を備えています。これだけの機能をこのコンパクトな中に備えているということが驚きですよね。
- IPX5防水
- 底部に強力マグネット装備
- 先端部分でガラスなどを粉砕可能
- 充電池と乾電池の2WAY給電
最後に
これ1つあるだけで、停電時のみならず、様々な非常時への対策になると思います。もちろん、何も起こらないことが一番です。しかし、まさか、ということが自分の身に振りかかる可能性が拭えないのも事実です。備えあれば憂いなし。皆さんも、防災用懐中電灯を検討してみてくださいね!