この記事では、そんな悩みにお答えします。
具体的には、以下のことがわかります。
- 若手社員にとって名刺入れがどれだけ重要かわかります。
- 若手社員が持つべき名刺入れの選び方がわかります。
- 若手社員におすすめの名刺入れがわかります。
なお、当ブログでは以下の記事も書いていますので、よろしければどうぞ。
目次
若手社員が持つべき名刺入れとは
ここでは、名刺入れを選ぶ基準を解説していきます。名刺入れがビジネスで担う重要な役割についても説明していますので、まずは読んでみてくださいね。
若手社員は名刺入れで信用を勝ち取る
スーツ、靴、時計、バッグ…
『社会人のステータスと言えば?』と聞くと、大抵の人が答えるのがこのあたりです。しかし、実は名刺入れこそ、若手社員が信用を勝ち取るための重要な要素。
というのも、スーツや靴、時計、バッグは、よく目につく部分。そのため、どんな若手社員も気を使っています。周りが気を使っているということは、周りとの差別化がしにくい部分でもあります。
ですから、周りよりも頭一つ出るほど信用されるには、他との違いを見せつけなくてはなりません。分かりやすく言えば、10万円弱の高級スーツなどがその例です。ですが、正直そこまで高いものは買ってられませんし、若手で高級スーツを着ていたら、逆に悪い印象を与えてしまうこともしばしばです。
では、若手社員は、どこで差をつけるべきなのか。差をつけやすいのはどこなのか。
ずばり、名刺入れが最適だと私は考えます。
理由は2つ。
- 若手社員で名刺入れにまで気を使っている人は少ないから
- 名刺入れは初めての挨拶に使われるものだから
1番はわかりますよね。周りが気を使っていない分、周りよりも良いものを使っているとなれば評価が高くなるのは当然です。
問題は2番です。実はこれが一番重要なポイントになります。
名刺交換は、通常、ビジネス上での最初の挨拶です。つまり、第一印象を決める大きな要素と言えます。『名刺は自分の分身だと思え』。そう教える先輩方が多いのも、その証拠。ビジネスを円滑に進める最初のステップが、名刺交換で相手に良い印象を与えることです。
加えて、名刺交換後に行われる打ち合わせでは、いただいた名刺を机の上に置いたまま行うことが普通です。その際、名刺入れも机の上に置かれます。そのため、打ち合わせ中に見えている私物として、一番目立つものが名刺入れなのです。
ですから、良い名刺入れを持つことは、信用を勝ち取ることにつながるのです。
では、ここまでで名刺が持つ重要性が分かってもらえたと思うので、これからは名刺入れを選ぶ基準について説明していきますね。
若手社員が名刺入れを選ぶときの基準
名刺入れを選ぶ基準は以下の3点です。
- 形状
- 色・柄
- 素材
それでは、一つ一つ説明していきます。
形状
名刺交換の際に、スムーズに名刺の出し入れができるような形状のものを選びましょう。
具体的には、名刺入れを横から見たときに、Uの字になっているものが望ましいです。このUの字の部分のことをマチというのですが、マチがUの字型であれば、名刺の出し入れが容易になります。
加えて、マチがUの字だとたくさんの名刺を入れることができます。若手社員にありがちな「名刺を切らしてしまった!」状態に陥ることを防ぐ役割もありますよ。
ただし、Uの字のものは必然的に分厚くなってしまいますので、薄いほうが好みという方にはマチがVの字のものがおすすめですよ。
色・柄
これはなんとなくわかると思いますが、無地で無難な色のものを選ぶようにしましょう。無難な色としては、黒や茶色、紺あたりが良いです。
できるだけ、ブランド名がワンポイントとして入っているものも避けるようにしてください。色や柄によるデザイン性よりも、素材を重視するべきです。そのほうが、万人受けします。
靴やバッグについてもそうですが、ビジネスにおいては、色柄は無難にしつつ素材で差をつけるが鉄則です。若手社員であれば、なおさらこの鉄則を守るようにしてくださいね。
素材
これがポイントです。素材で差をつけましょう。
基本的には、革製の名刺入れを選ぶようにしてください。名刺入れには金属製のものもあったりしますが、若手社員のうちは、絶対におすすめしません。
理由は、うるさいから。名刺交換中のピリッとした空気の中、金属製の名刺入れからカチカチと音が鳴る、なんてことがあれば印象は最悪です。金属製ではなく、革製のものを選ぶようにしてくださいね。
ただし、革製と言ってもたくさんありますので、そこは自分の好みの世界になってくるかと。この後、厳選したおすすめの名刺入れをご紹介していきますが、その中で革の特徴についても詳しく書いていきますので、ピンと来たものを選んでみてくださいね。
新入社員から社会人3年目におすすめの名刺入れ5選
それではここから、おすすめの名刺入れをご紹介していきます。少しお値段高めですが、それだけ相手への良い印象付けにつながります。ぜひあなたが気に入ったものをお選びくださいね。
キプリス オイルシェルコードバン&シラサギレザー
キプリスは、日本のブランドです。東京にあるモルフォという会社が出している、レザーブランドの名前がキプリスとなっています。
キプリスの製品はすべて日本製。その7割をハンドメイドで作るこだわりにより、製品の質を高めています。
そんなキプリスが作る名刺入れは、無難ながらも、上質な革を用いて細部までこだわり抜いたデザインになっています。
この名刺入れは、外側にコードバン、内側にシラサギレザーが使われています。コードバンはキングオブレザーとも呼ばれ、水には弱いですが艶感が良く、そのうえ傷も付きにくいのが特徴。シラサギレザーはキプリスでシリーズ化されるほど人気が高く、レビュー評価も高い革素材です。
マチもU字のため、名刺を取り出しやすく、たくさんの量が入ります。デザインも良く、長く使えて、機能性もばっちり。私一押しの名刺入れです。
ホワイトハウスコックス ブライドルレザー
革小物では王様と呼ばれるほど有名なブランドが、ホワイトハウスコックスです。
そして、そのホワイトハウスコックスが好んで使うのが、ブライドルレザーになります。
コードバンと比べたくましさが感じられるブライドルレザー。特徴はコードバンとは違う強めな艶感と、耐久性の強さ。少々傷がつきやすい素材ですが、その傷もまたいい味を出す要素となります。使用年数が多くなればなるほど、自分だけのものになっていく、それがブライドルレザーの強みです。
この名刺入れは、マチがV字型です。そのため、たくさんの名刺が入らない分、U字型よりもスマートな印象を与えることができます。名刺入れは薄いほうがいい!という方は、これ一択だと思います。
タバラット コードバン
タバラットは、日本の小物製品を扱うブランド。
この名刺入れの素材は、国産の水染めコードバン。通常、顔料染めのコードバンとは違い、コードバンが本来持つ自然な色や艶を活かすことができています。
この水染め作業は香川の工場で職人によって手作業で多くの手間をかけて行われており、その質の高さは折り紙付き。抜群の艶感を出すことに成功しています。
マチも収納力のあるU字型。多くの名刺を入れることができつつ、スムーズな出し入れができる。そんな名刺入れになっています。
セイントモード コードバン&ヌメ革
※リンク先に、黒・紺・茶色があります。
セイントモードから出ている名刺入れ。
表側にはコードバン、内側にはヌメ革を使用しています。この名刺入れに使われているコードバンは、日本で唯一コードバンを製造している新喜皮革社製のもの。新喜皮革社は、世界でもトップ2に入る、上質なコードバンを作る会社として有名です。
加えて、内側に使われたヌメ革も日本製。ヌメ革は、牛の革をなめし加工したもののため、上部で長持ちすることが特徴です。
これだけ上質な素材を使っているのに、1万円前後で買えるというのは驚きです。コスパを求めるなら、この名刺入れがおすすめです。
タバラット フラット 本革
タバラットの名刺入れ2つ目。こちらは、上記4つは予算的に厳しいけど、どうにかいい名刺入れが欲しい!という方向けです。
今まで紹介した名刺入れと違い、こちらは本革。コードバンやブライドルレザーほど上質な革ではありません。
とはいえ、3,000円という値段とは思えないほど、よい革を使っています。Amazonレビューを見ても、その評価の高さには一目瞭然。150件以上のレビューで☆4.5。レビュー内容としても、使いやすい、コスパが良いというレビューが多いです。
あまりお金がかけられないけど一定の信用を得たい、という方はまずはこれを買ってみるのはどうでしょうか。
最後に
以上が、新入社員から社会人3年目におすすめの名刺入れ5選でした。
若手社員が信用を勝ち取るために重要な、名刺入れ。名刺入れ一つで仕事が今よりも円滑に進められるなら、かなりコスパのいい投資ですよね。
あなたも、ぜひ自分の名刺入れを見直してみてくださいね!