社会人のステータスといえば、やはり時計。社会人2年目3年目くらいになってくると、そろそろいい時計が欲しくなってくるものです。
ですが、若手社員の身としては、どのくらいの時計を買っていいものか悩んでしまうもの。値段が高すぎるとお財布的にも厳しいですし、周りからの反感を買ってしまうかもしれません。
とはいえ、できることなら周りから一目置かれる時計が欲しい。後輩から羨ましがられる時計が欲しい。異性の気を引く時計が欲しい。それが本音ですよね。
そこでこの記事では、社会人2年目3年目で買うべきちょっといい時計を紹介していきます。価格別で紹介していきますので、予算にあったものを選んでみてくださいね。
- 若手社員がちょっといい時計を買うときの、注意点がわかります。
- 3万円以下で買えるちょっといい時計がわかります。
- 3万円よりちょっと高価なちょっといい時計がわかります。
目次
社会人2年目3年目がちょっといい時計を買うときの注意点
若手社員が買うべき時計には、デザイン・価格・ブランド面でいくつか注意点があります。ここでは、そんな注意点について、詳しく解説していきますね。
時間が確認しやすいデザインにすべき
社会人が時計をする理由は、時間を確認するため。ここの軸がブレてはいけません。この軸がブレると「何のために時計をしているんだっけ?もう少し考えて行動してみたら?」と嫌味が飛んでくる可能性大です。
ですので、時間を確認しやすいデザインを選ぶようにしましょう。具体的には、「三針+日にち」だけのシンプルなデザインが好ましいです。
三針だけでもいいのですが、日にちも確認できたほうが便利ですし、何よりオシャレさが増します。とはいえ、日にちが無い方がシンプルで好き!という方もいると思いますので、そこはご自身の感覚で選んでOKです。
とにかく、時間が確認しやすいデザインという軸は、絶対ブラさないようにしてくださいね。
文字盤の色は無難な色にすべき
時間が確認しやすいデザインとも少し被りますが、文字盤の色は無難な色にしておきましょう。具体的に色でいうと、「白・黒・紺」の3色です。
これ以外の色ですと、時間が確認しやすいデザインとは言い難くなりますし、上司や取引先から反感を買いかねません。
スーツや靴など暗めな色が多いので、差し色として目立つ色を使いたくなる気持ちはわかりますが、ここはぐっと我慢するようにしましょう。
私のおすすめは紺色です。紺色であれば、知的で落ち着きのある雰囲気が出せますし、若さもアピールすることができます。実際、私が購入した時計の文字盤は紺色でしたが、上司にも後輩にもかなり好印象だったようです。
絶対に紺にしろ、とは言いませんが「白・黒・紺」3色から選ぶようにしてくださいね。
バンドは自分の好きな方でOK
時計のバンドに関しては、金属でも革でも好きな方でOKです。
デザインで選んでもいいですが、特徴で選ぶというのもアリです。双方の特徴を簡単に以下にまとめてみました。
- ベテラン感が出る
- 汗や雨に強い
- 冬は冷たくなりがち
- 若手感が出る
- 汗や雨に弱い
- 冬も装着感が変わらない
価格は3万以上6万以下くらいが妥当
上司にも不快に思われず、後輩からの信頼も得られやすいのが3万以上6万以下という価格になります。
私のおすすめは5万円前後の時計です。このくらいの価格帯であれば、デザインや使いやすさ、丈夫さなどの点でバランスがよいと思います。
また、ブランドの面でも、このくらいの価格帯であれば上司や取引先から反感を買うことはありません。若手社員のうちは、この3万以上6万以下を目安に時計を選ぶようにしてくださいね。
社会人2年目3年目が買うべきちょっといい時計6選
それでは、2年目3年目の若手社員が買うべき時計を紹介していきます。記事の最初でも書きましたが、値段別に紹介していきますので、予算にあったものを選んでみてくださいね。
3~4万のちょっといい時計
TISSOT PR100
TISSOTは1853年の創業以来、スイスウォッチメイキングの中心地であるル・ロックルに拠点を構え、本質を求める人々のために「本物の時計」をつくり続けています。
165年もの長い歴史のなかで、”INNOVATORS BY TRADITION” [伝統に根ざし、伝統を打ち破るイノベーター]として、革新的な技術を用い、美しく伝統的な時計をつくり出すことを使命とし、今では世界的に知られるウォッチメーカーとしての地位を確立しました。
王道かつ見やすさ抜群の腕時計。よくあるデザインに見えますが、特徴は秒針が「T」の字になっているところです。その他、竜頭やバンド部分にもそっと「T」の文字が刻まれており、こだわりが感じられるデザインです。
この価格帯には珍しく、ガラス素材にはサファイアガラスを使用しています。通常5万円以上の時計に用いられることが多いことからも、コストパフォーマンスの良さがうかがえますね。
ガラス素材 | サファイアガラス |
ケース素材 | ステンレス |
ケース直径 | 39 mm |
ケース厚 | 9.5 mm |
バンド素材 | ステンレス |
バンド幅 | 20 mm |
ムーブメント | クオーツ |
SEIKO PRESAGE ベーシックライン SARY075
ビジネスに相応しい上質感と華やかさを併せ持つ本格メカニカル時計。
現代の名工、岸久氏(STAR BAR バーテンダー)を商品開発アドバイザーに迎え開発。
カクテルデザインをモチーフに、光が透過する際の煌めきと色合いを表現。
SEIKOから出ている腕時計。一番の特徴は機械式であるという点です。文字盤の裏が透明になっており、そこから内部の動きを見ることができます。メカメカしいデザインが好きな方にはうってつけです。文字盤表面のシンプルさと裏面の複雑さが生むギャップで、かなりカッコいい腕時計ですね。
ガラス素材 | ハードレックス |
ケース素材 | ステンレス |
ケース直径 | 40.5 mm |
ケース厚 | 11.8 mm |
バンド素材 | 革バンド |
バンド幅 | 20 mm |
ムーブメント | 自動巻き |
CALVIN KLEIN Infinite K5S31141
モダンでシンプルなミニマリズムを追求したデザインに加え、 全てのckウォッチはスイスETA社製ムーブメントを採用し、スイス時計ならではの技術と高品質を併せ持つハイクオリティーな商品。
革命を映し出す、時を超越した構造。ケースはポリッシュ&ブラッシュ仕上げが施されたステンレススティールで、ブラッシュ仕上げの入ったステンレススティールブレスレットモデル。“Calvin Klein”ロゴが12時位置にセットされ、時分針には暗闇で微光するホワイトスーパールミノーバが塗布されている。
カルバンクラインから出ている腕時計。文字盤には数字すらなく、とにかくシンプルさを追求したデザインになっています。特徴は文字盤部分のヘアライン加工です。中央からは放射状ですが、途中から同心円状となっています。このヘアライン加工により、変化をつけられた光の反射がオシャレさを醸し出しています。
ガラス素材 | ミネラルガラス |
ケース素材 | ステンレス |
ケース直径 | 42 mm |
ケース厚 | 10 mm |
バンド素材 | ステンレス |
バンド幅 | 20 mm |
ムーブメント | クオーツ |
5~6万のちょっといい時計
HAMILTON ジャスマスター シンライン クォーツ H38511743
1892年、ペンシルバニアに誕生し、アメリカが歩んだ1世紀を、あますところなく時計に表現し続けたハミルトン。伝統的な技法を重んじるスイスの時計作りとは全く異なったアプローチで、画期的なプロダクツを次々と世に送り出し、時計史のみならず工業史にもその名を刻む時計メーカーとなった。
HAMILTON(ハミルトン)の「シンライン」は、スリムなケースがスイス製クォーツ ムーブメントと組み合わせられて、着け心地と使いやすさをもたらします。
日常使いに便利なカレンダーを搭載し、スタンダードでクラシカルなモデルです。
私が若手時代に買った腕時計がこれです。LOFTの腕時計コーナーに置いてあったこれを見て一目惚れしました。中央から放射状に反射するように設定された文字盤。分針をなくしてよりシンプルで、よりシャープなデザイン。最低限のサイズに絞られたカレンダー表示も、落ち着きのある印象を与えられます。文字盤の裏にはハミルトンを示すエンブレムが刻印されています。若手でちょっといい時計を買うなら、この時計がベストバイだと思いますよ。
ちなみに、Amazonのレビューが1件のみで星3と微妙な感じになっていますが、「Amazonで購入」の文字がありませんので、たぶん他で買ったものをレビューしているのではないかと思います。私自身としては、物として最高だと感じていますので、購入する際は安心してくださいね。
ガラス素材 | サファイアガラス |
ケース素材 | ステンレス |
ケース直径 | 42 mm |
ケース厚 | 7 mm |
バンド素材 | 革バンド |
バンド幅 | 20 mm |
ムーブメント | クオーツ |
Frederique Constant スリムライン 245SA5S6
スイス・ジュネーブを本拠地とするスイスのマニュファクチュール時計メーカー「FREDERIQUE CONSTANT」。マニュファクチュールブランドとはムーブメントを自社で開発・精算する時計産業のごく限られたトップクラスの時計メーカーのことです。1000個以上もの細かいパーツをひとつひとつ熟練した時計職人たちの手作業により作られています。ブランドの理念として「ごく限られた一部の時計愛好家だけではなく、高品質の時計とより多くの方々に楽しんでいただくことを実現するため、洗練されたデザイン性、高品質、独特さ、精密さを特徴とした価値ある時計を提供しています。時代に左右されないクラシカルなデザインの美しい高品質な時計を、作り続けています。
「FREDERIQUE CONSTANT」の極薄モデルを揃えた「スリムライン」シリーズ。精巧なクォーツムーブメントを搭載しながらもスリムなケースを実現。シンプルな中にもトレンドを感じさせるデザインはいつの時代にも愛されるデザインに仕上がりました。タマネギ型のリューズは気品と高級感のある印象を与えてくれます。プライベートにもビジネスシーンにも大活躍してくれるアイテムです。
フレデリック・コンスタントから出ている腕時計。文字盤ベゼル幅の狭さがシャープな印象を与えてくれます。秒針が別になっているのもポイントです。注意点では「三針+日にち」が良いと書きましたが、このくらいであれば、目立ちませんので問題なしです。今回紹介している腕時計のなかで、一番ケースが薄くなっているため、装着したときのフィット感は抜群なのも良いところですね。
ガラス素材 | サファイアガラス |
ケース素材 | ステンレス |
ケース直径 | 39 mm |
ケース厚 | 5 mm |
バンド素材 | 革バンド |
バンド幅 | 20 mm |
ムーブメント | クオーツ |
CITIZEN ATTESA エコ・ドライブ電波時計 AT6050-54E
スポーティーでありながら、エレガントである。そのふたつの調和がアテッサに課せられたデザインテーマ。
アクティブで、それでいて上品なたたずまいは、シーンを選ばない。
仕上げの異なる平滑面の組み合わせは、長年シチズンが磨いてきた高度な精密加工の成果であり、シャープで力強いイメージを印象深く演出する。
【優れた電波受信機能を搭載しながらもすっきりシンプルなデザインが、幅広い年代にフィット。】
・ Yシャツの袖口にしっかり収まるため、ジャケット+パンツ着用のシーンでもスマートな手元を演出。
・ 駒数が多く、ピッチの狭いH駒形状のバンドを採用。細い手首にもフィットしやすい親切設計です。
・ 4時位置のプッシュボタンをケースに内蔵。サイドの流れるようなミラー斜面の輝きを生かしています。
・ パーペチュアルカレンダー、時差設定機能を搭載しています。
エコ・ドライブ搭載のCITIZEN電波腕時計。エコ・ドライブとは、光発電技術のこと。室内の光でも発電し、電池交換が不要という特徴があります。その上、電波腕時計ですので正確さもピカイチです。今回紹介する中で、一番手のかからない腕時計と言えますね。ケース・バンドともに素材がチタンですので、傷への強さと肌への優しさを兼ね揃えています。日本製でシンプルデザイン、高機能。私の中ではHAMILTONの次におすすめの腕時計です。
ガラス素材 | サファイアガラス |
ケース素材 | チタン |
ケース直径 | 41 mm |
ケース厚 | 9,5 mm |
バンド素材 | チタン |
ムーブメント | クオーツ |
最後に
以上が、社会人2年目3年目が買うべきちょっといい時計6選でした。
今回紹介した時計なら、周りからの信用アップ間違いなしです。仕事の結果も大事ですが、第一印象で仕事のしやすさが変わってきます。仕事のしやすさが結果につながると考えると、第一印象が良い結果を作ると言っても過言ではありません。
そんな第一印象を形作る一部分が時計です。仕事がしやすくなるように、仕事で結果をだせるように、ぜひ、ちょっといい時計をつけるようにしてみてくださいね。
なお、社会人2年目3年目が買うべき靴についても記事を書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。