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【AndroidでAirPodsは使うな】Android向け完全ワイヤレスイヤホンの選び方と注意点を徹底解説

【AndroidでAirPodsは使うな】Android向け完全ワイヤレスイヤホンの選び方と注意点を徹底解説
Android向けの完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
Android向けの完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
Androidで完全ワイヤレスイヤホンを使いたいけど、どんな風に選べばいいんだろう。選び方の注意点とかあるのかな?

 

最近は様々な完全ワイヤレスイヤホンが続々と出てきていますね。ワイヤレスイヤホン出始めの頃から愛用している私としては、非常に嬉しい限りです。

ですが、これだけ多くの完全ワイヤレスイヤホンが出ていると、どのように選んでよいものか悩むもの。ですからこの記事では、Androidユーザー向けの完全ワイヤレスイヤホンの選び方を解説していきます

と、解説に入る前に、完全ワイヤレスイヤホンクイズを1つ。iPhoneユーザーが良く使っている白い完全ワイヤレスイヤホン『AirPods』についての問題です。以下の2択のうち、正解はどちらかわかりますでしょうか。

 

A. AirPodsはAndroid端末でもiPhoneと同じ音質で視聴できる。

B. AirPodsはAndroid端末だとiPhoneと同じ音質で視聴できない。

 

答えは、

『B. AirPodsはAndroid端末だとiPhoneと同じ音質で視聴できない。』

です。

 

もう少し具体的に言うと、Android端末でAirPodsを使うと音質がかなり悪くなります

 

『え?そうなの?』と思ったあなたは、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。この記事を読めば、本当にAndroidに向いている完全ワイヤレスイヤホンの選び方を理解することができますよ!

分かりやすく解説していきますので、安心してついてきてくださいね!

 

AndroidではAirPodsを使うべきではないワケ

まずは先ほどのクイズについて解説していきます。

iPhoneで使う完全ワイヤレスイヤホンと言えばAirPods。恐らく日本で一番有名な完全ワイヤレスイヤホンが、このAirPodsです。

AirPodsはiPhoneと接続した場合、そこそこの性能を発揮する完全ワイヤレスイヤホンです。が、AndroidでAirPodsを使うと性能は一気に激減します

 

その理由は、完全ワイヤレスイヤホンとの接続方式にあります。

 

つまりiPhoneとAndroidでは、完全ワイヤレスイヤホンの接続方式が全く異なっており、AirPodsをAndroidと接続した場合に、性能が一気に落ちてしまうのです。

ですから、Androidに接続する完全ワイヤレスイヤホンは、Android向けの接続方式に対応した完全ワイヤレスイヤホンでなくてはならない、ということです。

では次に、Android向けの接続方式とは何か、という部分について説明していきますね。

Android向けの完全ワイヤレスイヤホン接続方式

最初に結論を言うと、

Android向けの完全ワイヤレスイヤホンは『aptX対応』を選ぶべき

です。

これだけですと、あまりにも大雑把な説明になってしまうので、詳しく説明していきますね。まずは完全ワイヤレスイヤホンの仕組みについて簡単にご説明していきます。

なお、『説明はいいから、おすすめのAndroid向け完全ワイヤレスイヤホンを教えて!』という方は、『【Androidで完全ワイヤレス】Androidユーザーが使うべきおすすめのaptX対応完全ワイヤレスイヤホン5選
』をぜひお読みくださいね。

 

完全ワイヤレスイヤホンの仕組みについて

完全ワイヤレスイヤホンには大きく分けて2つの仕組みに分けられます。

1つは『スマートフォンと片方のワイヤレスイヤホンを接続する方式』です。

現在発売されている完全ワイヤレスイヤホンのうち、ほとんどがこの方式です。一度スマートフォンと片方のワイヤレスイヤホンをBluetooth接続したのち、ワイヤレスイヤホン同士で接続するものです。

 

もう1つの方式が『スマートフォンと両方のワイヤレスイヤホンを接続する方式』です。

一見こちらの方が普通のように見えますが、実は2018年11月現在で発売されている完全ワイヤレスイヤホンの中に、この方式を採用しているものはありません。

一応スタートアップ製品として出回り始めてはいますが、いまだ一般のの市場には出回っていないのが現状です。

 

と、ここまで2つの接続方式を説明してきましたが、このどちらにも共通して言えることが『スマートフォンとはBluetooth接続をする』ということ。

そしてこの『Bluetooth接続』こそが、iPhoneとAndroidで完全ワイヤレスイヤホンの性能差が出てしまう原因なのです。

ですから次は、Bluetooth接続について説明していきますね。

 

Bluetooth接続方式について

完全ワイヤレスイヤホンとスマートフォンを接続するために使われるBluetooth。このBluetoothには大きく分けて6種類の接続方式があります。加えて、iPhoneとAndroidでは、使える接続方式が異なってきます。

Bluetooth接続方式とその特徴をまとめると、以下のようになります。

接続方式 特徴 Android iPhone
SBC 圧縮率を優先したコーデック。音質が悪く、音楽再生には向かない。また、遅延が大きいため、動画再生との相性が悪い。
AAC 音質はそこそこ。遅延はSBCよりは小さいが、動画再生時は、ズレを感じる場合も多い。
aptX 音質はそこそこ。遅延はSBCやAACよりも小さい。動画再生時は、少しズレを感じる場合がある。 ×
aptX LL LLはLow Latencyの略で、遅延が少ないことを示す。音質はそこそこであり、遅延が非常に少ない。動画再生の際も、ズレを感じることはほぼない。 ×
aptX HD aptXをハイレゾ対応にしたもの。音質は非常によい。遅延はaptX-LLに比べて大きく、動画再生時は、少しズレを感じる場合がある。 ×
LDAC ソニーが開発したハイレゾ対応コーデック。音質は非常に良い。遅延はaptX-LLに比べて大きく、動画再生時は、少しズレを感じる場合がある。 ×

AndroidのAACの欄が△になっていますが、これは少ないものの使える端末もあるため△としています。が、今のところ使える機種は少ないため、AndroidではAACは使えないと思っていて問題ありません。

なお、下の3つ『aptX LL』『aptX HD』『LDAC』については、完全ワイヤレスイヤホンで対応しているものがかなり少ないため、この記事では割愛します。

 

さて、表を見てわかる通りiPhoneはSBCとACCしか使えません。一方、AndroidはAAC以外は使うことができます。ここがAndroidではAirPodsを使うべきではないワケで説明した『AirPodsをAndroidで使うと性能が激減する理由』に繋がるのです。

AirPodsが対応する接続方式は『SBC』と『AAC』の2つのみです。iPhoneではAACで接続が可能ですが、AndroidではSBCでの接続となります。SBCは音質が悪く、非常に低性能な接続方式ですから、AndroidでAirPodsを使うと性能が激減してしまうのです。

これは他の完全ワイヤレスイヤホンでも同じことが言えます。加えて言うと、完全ワイヤレスイヤホンの7割程度は『SBC』と『AAC』しか対応していません。つまり、Androidで完全ワイヤレスイヤホンを使う場合は、かなり注意して購入する必要があるのです。

では、Android向けの完全ワイヤレスイヤホンを購入する場合には、どの接続方式に対応しているべきなのか。それに関しては、次で解説していきますね。

 

Android向けの完全ワイヤレスイヤホン接続方式について

Android向けの完全ワイヤレスイヤホンの選び方は、ずばりこれです。

Android向けの完全ワイヤレスイヤホンは『aptX対応』を選ぶべき

最初に書いた結論と同じですね。Androidで完全ワイヤレスイヤホンを使いたい方は、aptXに対応したものを選ぶようにしてください

表にも書いてありますがaptXはAACよりも優れた接続方式でして、音質が良く、遅延も少ない接続方式となっています。ですから、aptXに対応した完全ワイヤレスイヤホンであれば、音楽をかなり快適に聞くことができるようになります。

なお、先ほども書きましたが、おすすめのaptX対応完全ワイヤレスイヤホンを『【Androidで完全ワイヤレス】Androidユーザーが使うべきおすすめのaptX対応完全ワイヤレスイヤホン5選
』という記事にて紹介していますので、ぜひそちらもお読みくださいね。

ちなみに1つ注意点。aptXの完全ワイヤレスイヤホンですと、動画を快適に見ることはできません

というのも、aptXはAACより遅延が少ないとは言え、動画を見るとなると音と映像にズレを感じてしまうからです。

もし動画も完全ワイヤレスイヤホンで見たい!という場合は『【低遅延で動画もOK】aptX LL採用のおすすめワイヤレスイヤホン・ヘッドホン10選』にて解説していますので、そちらをご覧くださいね。

 

最後に

以上が、Android向け完全ワイヤレスイヤホンの選び方と注意点を徹底解説でした。

正直に言うと、現在の完全ワイヤレスイヤホン市場はiPhone向けとなっています。完全ワイヤレスイヤホンの多くは『SBC』と『AAC』までにしか対応しておらず『aptX』には対応していないものがほとんどです。

そのうえ酷い商品ですと、どのような接続方式に対応しているかを書いておらず、完全に消費者を騙しているようにしか見えないような場合も多いです。

ですから、完全ワイヤレスイヤホンを購入する場合は、本当に気を付けて購入してください。特にAndroidユーザーのあなたは、ぜひ『aptX対応の完全ワイヤレスイヤホンかどうか』を基準に、購入を検討するようにしてくださいね。